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その他の法律問題出典「国連の基礎知識」

総会はその他にも国際社会や世界の人民に関する問題についても各種の法律文書を採択してきた。たとえば、「傭兵の徴募、使用、資金供与および訓練を禁止する国際条約(International Convention against the Recruitment, Use, Financing and Training of Mercenaries、1989年)」、「あらゆる形態の抑留または拘禁のもとにあるすべての者の保護のための諸原則(Body of Principles for the Protection of All Persons under Any Form of Detention or Imprisonment、1988年)」、国際関係における武力による威嚇又は武力の使用を自制する原則の効果の向上に関する宣言(Declaration on the Enhancement of the Effectiveness of the Principle of Refraining from the Threat or Use of Force in International Relations、1987年)」がある。

総会は、1974年に総会が設置した国連憲章および国連の役割強化に関する特別委員会(Special Committee on the Charter of the United Nations and on the Strengthening of the Role of the Organization)の勧告をうけて数多くの国際文書を採択した。たとえば、1995年の「国家間の紛争の調停のための国連モデル規則(United Nations Model Rules for the Conciliation of Disputes between States)、1994年の「国際の平和と安全の維持における国連と地域取り決めまたは地域機関との協力の強化に関する宣言(Declaration on the Enhancement of Cooperation between the United Nations and Regional Arrangements or Agencies in the Maintenance of International Peace and Security)、1991年の「国際の平和と安全の維持の分野における国連の事実調査に関する宣言(Declaration on Fact-finding by the United Nations in the Field of the Maintenance of International Peace and Security)、1988年の「国際の平和と安全を脅かす恐れのある紛争および情勢の防止および排除並びにこの分野における国連の役割に関する宣言(Declaration on the Prevention and Removal of Disputes and Situations which May Threaten International Peace and Security and on the Role of the United Nations in this Field)、1982年の「国際紛争の平和的解決に関する宣言(Declaration on the Peaceful Settlement of International Disputes)などがある。

国連憲章第102条のもとに、加盟国が加入するすべての国際協定は国連事務局に登録され、公表されなければならない。国連法務部(Office of Legal Affairs)は、条約の登録、公表に責任を持つ。法務部は「国連条約シリーズ(United Nations Treaty Series)」を発行し、15万8,000件以上の条約やそれに関連した情報を載せている。また、法務部は、多国間条約の受託者としての事務総長の任務も果たす。その役割の中で、法務部はその刊行物「事務総長に寄託された多国間条約(Multilateral Treaties Deposited with the Secretary-General)」に加盟国から寄託された500件以上の主要な条約を載せている。この情報は電子フォーマットで毎日更新され、インターネット上の「国連条約集(United Nations Treaty Collections)」のなかで見ることができる(http://untreaty.un.orgを参照)。

この文書はハードコピーでも提供されている。