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国際商取引法出典「国連の基礎知識」

UN Photo/Patrick Bertschmann

国連国際商取引法委員会(United Nations Commission on International Trade Law: UNCITRAL)(www.uncitral.org)は、国際商取引法の調和を図るために条約やモデル法、規則、法的指針を発達させ、それによって世界の取引を円滑にする。委員会は1966年に総会によって設置され、国際商取引法の分野では国連システムの中心的な法律機関である。国連法務部の国際商取引法課が委員会の事務局をつとめる。委員会は総会が選出する60ヵ国代表から構成される。委員は世界の地理的地域と主要な経済・法律体制を代表するように構築されている。委員は6年の任期で選ばれ、3年目ごとに委員の半数の任期が終了する。

過去50年の歴史の中で、委員会は広く受け入れられる法律を発展させてきた。それは法律のさまざまな分野で画期的だと見なされている。たとえば、1976 年の「UNCITRAL 仲裁規則(UNCITRAL Arbitration Rules)」、1980年の「UNCITRAL 商事調停規則(UNCITRAL Conciliation Rules)」、1980年の「国際的動産売買契約に関する国連条約(United Nations Convention on Contracts for the International Sale of Goods)」、1985年の「国際商事仲裁に関するUNCITRAL モデル法(UNCITRAL Model Law on International Commercial Arbitration)」、1996年の「電子商業に関するモデル法(Model Law on Electronic Commerce)」、2008年の「その全部又は一部が海上運送である国際物品運送契約に関する国際連合条約(United Nations Convention on Contracts for the International Carriage of Goods Wholly or Partly by Sea)、2010年のUNCITRAL 仲裁規則の改正(revisions of the UNCITRAL Arbitration Rules)、2011年の「公共調達に関するモデル法(UNCITRAL Model Law on Public Procurement)、2014年の「投資協定に基づく投資家・国家間仲裁に関する透明性規則(UNCITRAL Rules on Transparency in Treaty‒based Investor‒State Arbitration)、2014年の「投資協定に基づく投資家・国家間仲裁に関する透明性に関する国連条約(United Nations Convention on Transparency in Treaty‒based Investor‒State Arbitration)、2016年の「担保取引に関するUNCITRALモデル法(UNCITRAL Model Law on Secured Transactions)などがある。委員会はまた、「外国仲裁判断の承認及び執行に関する条約(Convention on the Recognition and Enforcement of Foreign Arbitral Awards(1958))」の守護者となっている。

2016年の49回会期で、委員会は零細企業と中小企業、仲裁と調停、オンライン紛争の解決、電子商取引、破産法、担保権の問題を審議した。UNCITRALテキストに関する判例法の編纂と刊行の作業は続けられている。

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