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締結国会議と総会プロセス出典「国連の基礎知識」

条約は締約国会議の定期的な開催を規定していないが、事務総長が毎年主催する締約国会議が関心ある問題を審議する場となっている。これは、海洋法裁判所の裁判官や委員会のメンバーの選出とか予算や行政問題のように、本来の行政に関する問題に加えて審議される。同様に、事務総長は、国連公海漁業実施協定(Fish Stock Agreement)が2001年に発効して以来、その実施を監視するために締約国による非公式の年次協議を開催している。

総会は海洋問題や海洋法に関連する事項についての監視機能を果たしている。2000年、総会は開放型の非公式協議プロセスを設置し、これによって毎年この分野での進展を再検討できるようになった。協議プロセスは毎年開かれ、政府や機関の調整や協力が必要な領域を明らかにするとともに、特定の問題について総会に提案する。たとえば、航行の安全や脆弱な海洋生態系の保護などである。協議プロセスはかなりの成果を挙げていることから繰り返し延長されている。2004年、総会はまた、国家管轄権以遠の海域における海洋生物の多様性の保護と持続可能な利用に関する問題を研究する自由な、非公式の、アドホックな作業グループを設置した。