• プリント

国際商取引法出典「国連の基礎知識」

535498

UN Photo/Eskinder Debebe

国連国際商取引法委員会(United Nations Commission on International Trade law: UNCITRAL)(www.uncitral.org)は、国際商取引法の調和を図るために条約やモデル法、規則、法的指針を発達させ、それによって世界の取引を円滑にする。委員会は1966年に総会によって設置され、国際商取引法の分野では国連システムの中心的な法律機関である。国連法務部の国際商取引法課が委員会の事務局をつとめる。委員会は総会が選出する60カ国代表から構成される。委員は世界の地理的地域と主要な経済・法律体制を代表する。委員は6年の任期で選ばれる。3年目ごとに委員の半数の任期が終了するようにする。

過去45年の歴史の中で、委員会は広く受け入れられる法律を発展させてきた。それは法律のさまざまな分野で画期的だと見なされている。たとえば、1976年の「UNCITRALL仲裁規則(UNCITRAL Arbitration Rules)」、1980年の「UNCITRAL商事調停規則(UNCITRAL Conciliation Rules)」、1980年の「国際的動産売買契約に関する国連条約(United Nations Convention on Contracts for the International Sale of Goods)」、1985年の「国際商事仲裁に関するUNCITRALモデル法(UNCITRAL Model Law on International Commercial Arbitration)」、1996年の「電子商業に関するモデル法(Model Law on Electronic Commerce)」、2008年の「その全部又は一部が海上運送である国際物品運送契約に関する国際連合条約(United Nations Convention on Contracts for the International Carriage of goods Wholly or Partly by Sea)などが挙げられる。

委員会はまた、会社グループにおける支払い不能の問題、調達に関するUNCITRALモデル法の改正、UNCITRAL仲裁規則、UNCITRALテキストに関する判例法などの問題に関する作業を続けている。

参照:日本語リーフレット(UNCITRALアジア太平洋地域局 作成)