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国連人権高等弁務官出典「国連の基礎知識」

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UN Photo/Rick Bajornas

国連人権高等弁務官(United Nations High Commissioner for Human Rights)は、国連の人権活動に主要な責任を持つ。任期は4年で、多くの任務をまかされている。たとえば、すべての人がすべての人権を効果的に享受できるよう人権の促進と擁護を図り、人権のための国際協力を進め、国連システムの中にあって人権に関する行動を活性化し、かつ調整し、新しい人権基準の発展を支援し、人権条約の批准を促進する。高等弁務官はまた、重大な人権侵害に対応し、人権侵害防止のための行動を取ることも求められる。

事務総長の指示と権限の下に、高等弁務官はその活動を人権理事会と総会に報告する。人権が尊重されるようにし、かつ人権侵害を防止する目的で政府との話し合いを行う。国連システムの中にあって、高等弁務官は国連の人権機関の効果と効率を高めるために、国連人権関連機関の強化と円滑化を進める。

国連人権高等弁務官事務所(Office of the High Commissioner for Human Rights: OHCHR) (www.ohchr.org)は、国連の人権活動の中心となる機関である。人権理事会、条約によって設けられた機関(条約の順守状況を監視する専門家委員会)、その他の人権機関の事務局を務める。また、人権に関するフィールド活動を行い、諮問サービスや技術援助を提供する。国連の通常予算に加え、その活動のいくつかは任意の拠出金や信託基金によってまかなわれる。高等弁務官は国連児童基金(ユニセフ)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)、国連開発計画(UNDP),国連難民高等弁務官(UNHCR),国連ボランティア計画(UNV)のような人権に関係する国連機関との協力と調整を制度化する具体的措置をとってきた。また、弁務官事務所は、人道的な緊急事態に対する国際的な対応を監視する機関間常設委員会(IASC)のメンバーでもある。

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