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国連海洋会議(2016年12月発表)

2017年6月5~9日、ニューヨーク

今後に向けたビジョン

「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」ことを掲げたSDGs目標14の達成を支援するハイレベル国連会議。そのねらいは、人間、地球、そして豊かさのために、海の健全性の低下を食い止め、さらに逆転させる“ゲーム・チェンジャー”の役割を果たすことにあります。加盟国やさらに幅広いコミュニティーを含むすべての人々の参画を得ながら、解決策に焦点を絞ります。この目的を達成するため、国連海洋会議は各国政府や国連システム、その他の政府間組織、学術機関、学会、民間セクター、慈善団体、市民社会、市長、子ども、若者を含む、すべての関係するステークホルダーの参画を呼びかけ、その勢いを活用しつつ、地方、国内、グローバルのあらゆるレベルで、恒久的かつ長期的な解決策を作り出す行動志向のパートナーシップの推進を図ります。

背景と基礎知識
  • 開催日・開催地:2017年6月5~9日、ニューヨーク国連本部
    世界環境デー(6月5日)を皮切りに、世界海の日の祝賀行事(6月8日)を統合
  • テーマ:「私たちの海、私たちの未来:持続可能な開発目標14の達成に向けた連携」
  • 主目的:SDGs目標14「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」の達成を支援すること
  • フォーマット:8回の全体会合と7回のパートナーシップ対話
  • 議長:フィジー、スウェーデン両国政府
  • 会議事務局長:呉紅波(ウ・ホンボ) 国連経済社会問題担当事務次長
  • 共同議長特別顧問:ミギュエル・セルパ・ソアレス国連法務問題担当事務次長兼法律顧問
  • 準備プロセス共同進行役:アルヴァロ・ジョゼ・デ・メンドンサ・エ・モウラ ポルトガル国連常駐代表、および、ブルハン・ガフール シンガポール国連常駐代表
  • 準備会合:2017年2月15~16日、ニューヨーク国連本部
  • ウェブサイト:http://bit.do/UNOceans2017
成果と機会
  • 政治的成果:行動の呼びかけ-簡潔で焦点を絞った政府間合意による宣言。審議は2017年2月の準備会合で開始。宣言案は2017年3月までに共同進行役から提出され、2017年5月までに協議を完了する予定です。
  • パートナーシップ対話に関する共同議長サマリー:パートナーシップ対話は、多くのステークホルダーが双方向の話し合いを持つ機会です。そのねらいは、協力を強化し、すでに成果を上げている取り組みを拡大、反復するとともに、目標14の達成を前進させる具体的で新たなパートナーシップを発足させることにあります。
  • 自主的コミットメント:SGDs目標14の達成に向けた約束は、国連海洋会議の場のほか、会議に先駆けてオンラインでも発表されます。
  • 認識向上:国連海洋会議は、海の重要性とSDGs目標14達成の重要性に対する認識を向上させる大きな可能性を秘めています。会議を補完し、グローバルな関心と行動を強化する有意義なイベントを歓迎します。具体的には、海洋会議と準備会合に並行して開かれるサイドイベント、SDGsメディアゾーンや記者会見などによるメディアとソーシャルメディアの巻き込み、さらには会期中の国連本部での「オーシャン・ビレッジ」や展示会の開催が挙げられます。
  • ステークホルダーの具体的な参画機会については、ウェブサイト(http://bit.do/UNOceans2017)をご覧ください。
ステークホルダーの参加

ステークホルダーとパートナーの登録と特別認定については、国連海洋会議ウェブサイト(http://bit.do/UNOceans2017)をご覧ください。

国連海洋会議と準備会合の取材許可を受けたメディア向けのガイドラインは、http://www.un.org/en/media/accreditation/request.shtmlで入手できます。