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国連 民間セクター・フォーラム
(UNITED NATIONS PRIVATE SECTOR FORUM) 2014

日時: 9月23日 11:30 - 15:15 (時間は変更となる可能性があります)
場所: Delegates Dining Room
         国連本部、ニューヨーク

2008年以降、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、主要なテーマを扱う政府間討議に民間セクターの声を届けるため、国連総会の開会式において「民間セクター・フォーラム」を開催してきました。今年の「民間セクター・フォーラム」は、事務総長が開催する「気候サミット」において開催され、重要な役割を担います。
「民間セクター・フォーラム」は、国連グローバル・コンパクトが、世界銀行グループの密接な協力、および国連のパートナー団体の支援を持って開催し、政府や企業に対し、気候変動におけるリーダーシップを発揮するためのユニークなプラットフォームを提供します。

目的

「民間セクター・フォーラム」は、気候変動におけるリーダーシップを発揮・実現する場となり、以下の目標を達成することを目指します。

  • 地球規模での排出量の削減と、気候に対するレジリエンス(強靭性)の強化に貢献できることを示すためのプラットフォームを、企業および投資家に提供する
  • 新しい公共政策措置、行動へのコミットメント、官民のパートナーシップを促し、地球および地域規模での気候に対する行動を導く

プログラムおよび形式

「民間セクター・フォーラム」は以下の2つのプログラムから構成されます。

①「High-Level Luncheon(ハイレベル昼食会)」(13:30 ~ 15:15)では「カーボン・プライシング(炭素価格付け)」にテーマを絞り、企業および政府に対し、公平で適切なカーボン・プライシングを、長期的な戦略および公共政策に導入するためのプラットフォームを提供します。 この昼食会は潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と世界銀行グループ金墉(ジム・ヨン・キム)総裁によって共同開催され、特定の政府、企業、投資家、市民社会のリーダーの声を取り上げます。また当イベントでは、民間企業および政府からのカーボン・プライシングに関する行動への新しいコミットメントに関する声明を紹介します。

なぜ「カーボン・プライシング」か?

カーボン・プライシングは気候変動に対応するための重要なツールです。そして今、カーボン・プライシング導入の気運が高まっています。40に及ぶ国々と20以上の都市、州と地方が、排出量取引制度や炭素税などのカーボン・プライシングを利用したり、制度導入に向けた準備をしたりしています。民間セクターは、一貫性のあるカーボン・プライシングへの支持を積極的に表明しています。カーボン・プライシングを導入している国では、すでに多くの企業が活動し、内部のカーボン・プライシングを計画および投資に利用しています。しかし、地球温暖化を2℃以内に抑えるためには、さらなるリーダーシップが必要です。

②「Business and Civil Society Special Session(ビジネス・市民社会のための特別セッション)」はハイレベル昼食会の前(11:30 ~ 13:00)に開催されます。ここでは、民間セクターが気候変動におけるリーダーシップを発揮するための行動計画、そして民間セクターが長期的な気候変動への対応を検討できるような政府の対策に焦点をあてます。当セッションでは、民間セクターからの行動への新しいコミットメントに関する声明を紹介します。

両プログラムは、企業、投資家、市民社会、政府、国連のリーダーが10人用テーブルに集う形式で行なわれます。

  • 暫定アジェンダはこちらをご覧ください。

参加者

国家元首、企業のCEO、そして市民社会や財団、国連のリーダーなど最大350名の人々が、政府・民間から参加する予定です。(このフォーラムへの参加は最高責任者、経営幹部および役員レベルに限ります。)

カーボン・プライシングにおける企業のリーダーシップ

国連グローバル・コンパクトおよび「1Caring for Climate (ケアリング・フォー・クライメイト)」イニシアチブに参加している特定のパートナー団体は企業に対し、国連事務総長が開催する気候サミットまでに、カーボン・プライシングにおいてリーダーシップを発揮するよう求めています。カーボン・プライシングは、気候変動に対する必要かつ効果的な対策です。一連の「Business Leadership Criteria on Carbon Pricing(カーボン・プライシングにおけるビジネス・リーダーシップの基準)」は、企業が次のレベルに到達することを目指すため、そしてカーボン・プライシングを強く呼びかけている企業を評価するために設けられました。この基準は、世界銀行グループや他のパートナー団体が、国や企業に対してカーボン・プライシングに地球規模での力強い支援と行動を求めた「Statement on Putting a Price on Carbon(カーボン・プライシングに関する声明)」を補完するものです。

気候サミットでは、上記基準と基準に足並みをそろえる企業を取り上げます。詳しくは、国連グローバル・コンパクトおよび世界銀行グループのレター( http://www.unglobalcompact.org/docs/issues_doc/Environment/climate/GC_WBG_Letter_Carbon_Pricing.pdf ) をご覧ください。支持を希望する企業は、caring4climate@un.orgまでメールをお送りください。

1Caring for Climate

潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が2007年に立ち上げた「Caring for Climate」は、企業のリーダーが気候問題の実践的な解決策を進展させ、公共政策の具体化を支援するプラットフォームとなります。「Caring for Climate Statement」を支持するということは、最高執行責任者は目標を設定し、戦略や業務を発展・拡大し、排出量を公表する決意があることを指します。2007年以降、「Caring for Climate」の活動は50カ国350企業にまで拡大しました。今年、事務総長は気候サミットを開催し、世界中の企業に対し、この問題におけるリーダーシップを発揮するよう呼びかけています。これをたたえ、国連グローバル・コンパクトは企業に対し、「Caring for Climate」に参加し、気候に関する行動への持続的なコミットメントを示すよう促しています。詳細については、www.caringforclimate.org をご覧いただくか、caring4climate@un.orgまでメールでお問合せください。

行動へのコミットメント

国連グローバル・コンパクトは、民間セクターに対し、気候サミットの民間セクター・フォーラム開催までに行動へのコミットメントを表明するよう呼びかけています。行動へのコミットメントは、それぞれの特有の長所や個性を活かし、様々な方法で表明することができます。コミットメントは次のような行動を起こすための約束であり、団体単独でまたはパートナー団体と共に表明することも可能です。

  • 新しいプロジェクトやパートナーシップ
  • 既存の活動の規模拡大、加速
  • 他のパートナーの既存プロジェクトへの参加

すべての企業による行動へのコミットメントは、次の基準を満たすことが求められます。

  1. 1つ以上の国連の目標および課題を促進する
  2. 成功に対する評価ができるような、期限を定めたターゲットを含む
  3. 期間中、コミットメント実現に向けての進捗を年次ベースで公表することに合意する

また企業は、「Rio+20 Corporate Sustainability Forum(リオ+20 企業の持続可能性に関するフォーラム)」において発表したコミットメントの進捗を発表することが求められています。行動を起こすコミットメントを示し、具体的な進捗を報告することにより、企業は国連の気候変動アジェンダの促進および支持においてリーダーシップを発揮することができるのです。

ガイドライン、基準、行動へのコミットメントに関しては、http://business.un.org/ をご覧ください。

開催パートナー

民間セクター・フォーラムは国連グローバル・コンパクトと世界銀行グループ、および次の国連パートナーの協力のもと開催されます ― 国連環境計画(UNEP)国連気候変動枠組条約(UNFCCC)国連開発計画(UNDP)経済社会局(DESA)国連国際防災戦略事務局(UNISDR)国連人間移住計画(ハビタット:UN-HABITAT)世界気象機関(WMO)国際再生可能エネルギー機関(IRENA)万人のための持続可能なエネルギー(SE4ALL)。また、今年の民間セクター・フォーラムは国連財団(UN Foundation)からの特別寄付のもと開催されます。

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