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家族出典「国連の基礎知識」

国連は、家族は社会の基本単位である、と認識している。しかし、この60年間、その構造の変化によって家族は大きく変わった。少数世帯、晩婚と遅い出産、離婚率の上昇とシングル・マザーやシングル・ファーザーの出現、などである。 また、移住に見られるグローバルな傾向、人口の高齢化現象、HIV/エイズの蔓延、グローバル化の影響もある。こうしたダイナミックな力が、子どもの社会生活への適応や家族の中の若い人や高齢者の世話のような機能を果たす家族の能力に明確な影響を与えてきた。毎年5月15日に記念する「国際家族デー(International Day of Families)」は、家族に関係した問題についての認識を高め、適切な行動をとるよう奨励することが目的である。

国連家族プログラム(Programme on the Family)(www.un.org/esa/socdev/fmily)は、家族や家族政策の領域で活動する国連の政府間機関に実質的なサービスを提供し、国際家族年(1994年)の目的達成を推進し、国、地域、国際の政策決定に家族の視点を反映させ、専門知識と経験の交換の場として行動し、情報の普及や家族問題に関するネットワークを支援し、家族に関する研究や診断検査を支援し、政府や国連の家族政策やプログラム調整を支援する。開発途上国のプログラムに対して技術援助や能力育成支援を提供し、家族問題に関して政府、市民社会、民間部門間の調整を行う。