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第3回国連防災世界会議 - 概要

2015年3月14日~18日、仙台において、第3回国連防災世界会議が開催されます。同会議は、国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議です。

第1回会議は1994年5月23日~27日、神奈川県横浜市で開催され、成果文書として、「より安全な世界のための横浜戦略と行動計画」が採択されました。同戦戦略は、自然災害の防止、準備、緩和に関するガイドラインを提供するものとなりました。

第2回(2005年、於:神戸)の会議とも、日本で開催されています。第2回会議では、2005年から2015年までの国際的な防災の取組指針である「兵庫行動枠組2005-2015:災害に強い国・コミュニティーの構築(HFA)」が採択されました。

第3回国連防災世界会議では、10年間のHFA実施を総括するとともに、HFAを継承する2015年からの防災に関する国際的な指針となる後継枠組が採択される予定です。

会議の事務局を務めるのは、国連国際防災戦略事務局(UNISDR)です。

会議には多くの首脳閣僚級を含む国連加盟国政府の代表団をはじめ、国連、その他の国際機関、地域機関、NGO、学術研究機関など多くのアクターが参加することが想定されています。

会議の構成は、政府間セグメント、マルチステークホルダーセグメント、パブリックフォーラムの3つです。パブリックフォーラムは一般市民の参加が可能です。

政府間セグメントで開催される閣僚級ラウンドテーブル、およびハイレベルマルチステークホルダー対話におけるテーマは以下のとおりです。

閣僚級ラウンドテーブルにおける5つのテーマ

  • 災害リスク管理
  • 国際協力とグローバルパートナーシップ
  • 都市部における災害リスク軽減
  • 災害復興:よりよい復興
  • 防災への公共投資

ハイレベルマルチステークホルダー対話における3つの対話

  • リスクを考慮した投資:官民パートナーシップ
  • 防災における女性リーダーシップ
  • 包摂的災害リスク管理

国連防災戦略事務局(UNISDR)とは

国連防災戦略事務局(UNISDR)は、国連防災の10年(IDNDR) (1990-1999)の後継として、2000年に設立された国連組織であり、国際防災協力活動に関する枠組・戦略・政策・計画調整の中心として、人道分野および開発分野に防災の観点を取り入れるための総合的な取り組みを推進し、また、そのための触媒的役割を果たしている。