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国際連合地域開発センター(UNCRD)

United Nations Centre for Regional Development (UNCRD)

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UNCRDとは

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国際連合地域開発センター所長
高瀬 千賀子

国際連合地域開発センター(UNCRD)は、国連と日本政府との協定により1971年に愛知県名古屋市に設立され、国連諸機関の中で地域開発の支援を目的とする唯一の組織です。設立以来45年以上にわたり、開発途上国の行政官を対象とした研修、調査研究、途上国政府に対する助言、情報交流のネットワークの拡充を行っており、名古屋を拠点に活動を展開しています。UNCRDの地域オフィスがあったアフリカとラテンアメリカにおいても、近年の活動を基に他のUN機関や現地の機関と連携し活動を続けています。

UNCRDからのメッセージ

UNCRDは開発途上国の均衡ある持続可能な地域開発への支援を目的として、多角的な活動を展開しています。近年は、「地域開発」という大きな枠組みの中で、持続可能な開発とミレニアム開発目標(MDGs)の達成に貢献することを目的に掲げてきましたが、現在は国連持続可能な開発会議(UNCSDまたはリオ+20)の成果文書である「我々の求める未来」の実施に持続可能な地域開発を通して貢献するよう努力しています。また、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)やポスト2015年開発アジェンダにも呼応して行きます。なかでも、開発途上国が急速な都市化とこれに付随する多くの課題に直面していることを踏まえ、今後は特に「持続可能な都市開発・管理」に重点をおいていく方向にあります。

開発途上国の「持続可能な都市開発・管理」に向けた総合的な取り組みとしては、従来の地域開発国際研修コースに加え、2011年より途上国の地方自治体の市長クラスを対象に、グリーン経済をコンセプトにした持続可能な都市開発の計画と管理に関する活動を始め、主に首長フォーラムとして、市長間の政策対話を進めています。また テーマ別の取り組みとしては、UNCRDでは開発の社会的な側面や、環境、防災計画などを主要テーマと捉え、これらのテーマに関して政策対話の推進、研修・能力向上、研究などの活動を行っています。これらのテーマのうち、特に環境分野の環境的に持続可能な交通(Environmentally Sustainable Transport: EST)と3R(廃棄物の発生抑制、再使用、再生利用)ではアジア政府間での政策対話の場としてフォーラムを開催しています。また、防災計画に関しては、東北地方への視察を含めたワークショップから得た情報を広く発信することに努めており、将来のプログラムにも活かしていきます。

UNCRD地域事務所のあったアフリカとラテンアメリカにおいては、UN機関や他機関と共同で研修やセミナーを開催するなど、近年の統合的地域開発に関する活動を基に持続可能な地域開発計画の立案や活動に貢献しています。

UNCRDのこのような多岐に渡る活動において、日本の経験が大いに参考になっていることは言うまでもありません。今後とも、皆様からの国連へのご支援、ご協力、ご参加をお願いする次第です。

お問い合わせ先

国際連合地域開発センター(UNCRD)

〒450-0001
愛知県名古屋市中村区那古野1-47-1 名古屋国際センタービル6F
Tel:052-561-9377 / Fax:052-561-9375
http://www.uncrd.or.jp/ja