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国際農業開発基金出典「国連の基礎知識」

International Fund for Agricultural Development(IFAD)

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国際農業開発基金は1977年に設立され、農村地帯の貧しい人々が食糧や栄養を改善し、所得を増やし、経済的回復力を強化できるようにすることに専念する。172の加盟国から資源を動員し、低利子の貸し付けや無償資金を提供して農村開発を進める。債務を持続できない貧しい国に対しては貸し付けの代わりに無償資金を供与する。これは、基本的な財政援助によって、それをもっとも必要としている国々が不当な財政的苦境に追いやられることがないようにするためである。IFADは政府や他の国連機関、二国間・多数国間開発機関、国際的な農業研究センター、民間部門とのパートナーシップの下に活動する。また、市民団体、とくに小自作農や農村住民の団体、それに非政府組織、政策研究所、大学とも強力な関係を築いている。IFADの活動は、政府からの任意の拠出金、特別拠出金、貸付けの返済、投資収益などによって賄われる。その創設から2012年末までに、IFADは、貧しい農村の4億以上の人々を対象にしたおよそ924件以上のプロジェクトや事業計画に対して148億ドルの投資を行った。プロジェクト参加者を含め、受益国の政府や他の金融機関は123億ドルを拠出し、多国間、2国間、その他の援助国は協調融資として別に96億ドルを拠出した。IFADの管理理事会は全加盟国で構成される。執行理事会は、18カ国の理事国と18人の代理理事国とで構成され、IFADの日常の業務を監督し、また貸付けや無償資金を承認する。