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国連食糧農業機関出典「国連の基礎知識」

Food and Agriculture Organization of the United Nations(FAO)

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国連食糧農業機関は、国連システムの中にあって農業、林業、漁業および農村開発を進める先導機関である。毎年10月16日は「世界食糧デー」として世界の各地で記念行事が行われるが、これは1945年のその日にFAOの創設が決まったことを記念するものである。貧困と飢餓をなくすることを目的に、農業開発を進め、栄養状態を改善し、かつ食糧の安全保障の実現を目指す。食糧の安全保障が達成されるのは、すべての人が、活動的かつ健康な生活を営むために必要な食事や自己の好みに合った十分かつ安全な、栄養価の高い食糧を常に実際に、かつ経済的に入手できるようになった時である。現在130カ国以上の国々で開発援助を行い、政策やプランニングに関する助言を政府に与え、情報の収集、分析、普及を図り、食糧と農業の問題を審議する国際フォーラムとなっている。特別計画のもとに加盟国が緊急食糧危機に対応できるように支援し、必要に応じて救援物資を提供する。また、総額9億ドル近くに相当する2,000件を超すプロジェクトやプログラムを実施している。その資金の95パーセント以上が信託基金を通した任意の拠出によるものである。

全加盟国代表が参加する総会がFAOの管理を行う。総会が開かれていないときは、選出された49人の理事からなる理事会が管理機関となる。職員の数は3,576人で、本部とフィールドで働いている。2012-2013年度の通常活動予算は、10億ドルであった。