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国連パレスチナ難民救済事業機関出典「国連の基礎知識」

United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East(UNRWA)

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国連パレスチナ難民救済事業機関は、パレスチナ難民を救済する目的で1949年に総会が設立した。活動は1950年5月に始まった。パレスチナ難民問題の合意による解決が未だに見られないことから、その活動期限は定期的に更新されている。最新の決定で2014年6月30日まで延長された。UNRWAは、中東に住む500万人の登録パレスチナ難民に教育、保健、救済、社会福祉など、基礎的なサービスを提供している。その中には、ヨルダン、レバノン、シリアの58の難民キャンプやガザ地区と東エルサレムを含む西岸に住むおよそ150万人の難民も含まれる。公式に指定されたキャンプ地域で小規模金融を管理し、インフラ整備を行っている。2000年以来、現在の危機がガザや西岸に住むもっとも脆弱な難民に与える影響を軽減するために、緊急人道援助を行っている。また、2006年以来レバノンで紛争の影響を受けた難民の緊急のニーズにも対応している。シリア情勢については、シリア内の難民やレバノンやヨルダンに避難した難民に緊急援助や正規のサービスを提供している。

ガザとヨルダンのアンマンに本部があり、UNRWAの活動はこの2つの本部から支援を受ける。事務局長は総会へ直接報告し、25カ国からなる諮問委員会の支援を受ける。諮問委員会はオーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本、ヨルダン、クウェート、レバノン、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、スイス、シリア、トルコ、イギリス、アメリカから構成される。欧州連合、アラブ連盟、パレスチナ解放機関(PLO)はオブザーバーとして出席する。UNRWAにはおよそ3万3000人の現地スタッフと国際的に採用された146人の職員が働いている。UNRWAの2012-2013年度予算は20億ドルで、プロジェクトのための6億8120万ドルも含む。予算のほとんどは援助国の任意の拠出によって賄われ、国連の通常予算から割り当てられるのは全体の2.5パーセントである。任意の拠出のほとんどは現金で行われるが、貧しい難民のための食糧など、わずかではあるが物資で行われる。