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国連人口基金出典「国連の基礎知識」

United Nations Population Fund(UNFPA)

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国連人口基金は、国連総会のイニシアチブの下に1969年に設立され、国際的な資金によって開発途上国や経済移行諸国に人口関連の支援を行う最大の機関である。UNFPAは、それぞれの国がリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)や個人の選択に基づく家族計画サービスを改善し、また持続可能な開発のための人口政策を作成できるように支援する。総会の補助機関で、執行理事会は国連開発計画と同じである。本部はニューヨークにあり、128カ所の事務所を持ち、156の国や地域の開発優先事業を支援している。この地域は世界人口の83パーセントを占める。2012年の収入は9億6200万ドルで、そのうちの4億3800万ドルは政府や民間部門からの拠出であった。2011年、UNFPA はリプロダクティブ・ヘルスの支援に1億5850万ドルを提供した。それには母性保護、家族計画、性の健康が含まれる。具体的には若者のリプロダクティブ・ヘルスへのアプローチを改善し、産科フィスチュラ(産科ろうこう)など出産後の母親の障害を少なくし、HIV/エイズの問題に取り組み、緊急事態時には援助を提供することなどであった。UNFPAは人口開発戦略に7,600万ドル、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのために4,180万ドルを提供した。UNFPAはその事業計画の分散化を図り、職員が現地の人々により親しく接することができるようにしている。2012年末現在、全世界の職員数は、2,300人以上であった。