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国連環境計画出典「国連の基礎知識」

United Nations Environment Programme(UNEP)

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国連環境計画は1972年に設立され、各国の政府と国民が将来の世代の生活の質を損なうことなく自らの生活の質を改善できるように、環境の保全に指導的役割を果たし、かつパートナーシップを奨励する。環境分野における国連の主要な機関として、地球規模の環境課題を設定し、国連システム内にあって持続可能な開発の取り組みの中で環境に関連した活動を進め、グローバルな環境保全の権威ある唱道者となる。

2010-2013年、UNEPは以下の6つの優先課題に焦点を合わせている。

  • 気候変動:国家の開発プロセスに気候変動の対応を組み込めるように、とくに開発途上国の能力を強化する。
  • 生態系管理:各国が保存と持続可能な利用をもたらすような方法で土地、水、生物資源を総合的に管理できるようにする。
  • 環境管理:国、地域、グローバルのレベルでの環境管理と連携を強化し、環境上の優先課題に対応できるようにする。
  • 有害物質と危険廃棄物:環境と人々に対する影響を最小限にする。
  • 災害と紛争:環境原因および自然災害や人災が人間の福祉に与える脅威を最小限にする。
  • 資源効率:天然資源が環境的にやさしい方法で生産され、加工され、消費されるようにする。

UNEPの任務と優先課題は、管理理事会が決める。理事会は総会が公平な地理的配分を考慮に入れて選出する58人の政府代表から構成されていたが、2012年の総会決議によって、全加盟国で構成されるようになった。2012-2013年度の承認された予算は6億1860万ドルである。そのうちの1億4300万ドルは地球環境ファシリティ(GEF)から出された。UNEPの主な任意の資金調達の仕組みは、環境基金である。その他の資金は国連の通常予算や信託基金、特定の目的の拠出の形でUNEP が動員した基金から提供される。UNEP全体の職員の数は、およそ850人である。