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国連貿易開発会議出典「国連の基礎知識」

United Nations Conference on Trade and Development(UNCTAD)

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国連貿易開発会議は常設の政府間機関として、また総会の補助機関として1964年に設置された。ジュネーブに所在し、貿易と開発、それに金融、投資、技術、持続可能な開発の関連問題に総合的に対応する国連の中心的な機関である。その主な目標は、開発途上国や経済移行国が開発、貧困削減、世界経済への統合のための原動力として貿易と投資を利用できるようにすることである。そのために3つの領域で事業を進める。すなわち、調査研究と分析、政府間の審議を通してのコンセンサスの構築、各種のパートナーと進める技術協力プロジェクト、である。また、開発途上国に関連して新たに生まれる問題や世界経済に関する国際討論に貢献する。そのために主要な報告書を作成し、政策説明を行い、国際会議に提言する。

UNCTADの最高の政策決定機関は閣僚による総会で、UNCTADの194加盟国が国際的な経済問題について討議し、またUNCTADの活動計画を策定する。2012年の第13回会議(UNCTAD XIII)のテーマは、「開発中心のグローバル化:包括的かつ持続可能な成長と開発」であった。UNCTADの職員は400人で、年間の通常予算はおよそ6億8100万ドルである。技術協力活動は通常予算外の資金で賄われ、3,900万ドル以上である。現在100カ国以上の国々で260件以上の技術協力プロジェクトが行われている。主な刊行物に「貿易開発報告」、「世界投資報告」、「アフリカ経済開発報告」、「後発開発途上国報告」、「UNCTAD統計ハンドブック」、「情報経済報告」、「海上運輸レビュー」がある。