• プリント

安全保障理事会決議 1665

2006年03月29日

2006年3月29日、安全保障理事会第5402回会合で採択

安全保障理事会は、
スーダン情勢に関する従前の安保理諸決議、とりわけ2005年12月21日の決議1651(2005)、2005年3月29日の決議1591(2005)および2004年7月30日の決議1556(2004)、ならびに、スーダンに関する安保理議長諸声明を想起し、

ナイジェリアのアブジャにおけるアフリカ連合主導によるスーダン国内和平交渉(以下「アブジャ協議」とする)、2005年1月9日の包括的和平合意の全面履行、および、ダルフールにおける暴力と残虐行為の終焉を含め、スーダン全域で和平を実現するという固い決意を再度強調し、

アブジャ協議の全当事者に対し、スーダンにおける平和、和解、安定および正義の礎を築く合意をこれ以上の遅滞なく実現するよう求め、

アフリカ連合、事務総長および地域指導者によるダルフールの平和と安定の促進に向けた取り組みを賞賛し、これに対する全面的な支持を繰り返し表明し、

決議1591(2005)第3項 (b)に従って事務総長により任命され、決議1651(2005)第1項によって任期延長を受けた専門家パネルの2005年12月9日の報告書(S/2006/65)に盛り込まれた所見と勧告に留意し、決議1591(2005)第3項 (a)に従って設置された委員会により現在検討されているパネルの第2回報告書の受領を期待し、パネルの勧告をさらに検討した上で適切な次のステップを検討する安保理の意図を表明し、

国際連合の活動、および、かかる活動に従事する者に適用される国連憲章の特権と免除に関する規定、ならびに、「国際連合の特権および免除に関する条約」の規定を遵守する必要性を強調し、

スーダンの主権、統一、独立および領土保全を守る安保理の公約を再確認し、地域諸国の関係における善隣、不干渉および協力の原則の重要性を想起し、

スーダン情勢は引き続き、地域における国際の平和と安全に対する脅威であることを決定し、

国際連合憲章第7章にもとづいて行動して、

  1. 当初は決議1591(2005)に従って任命され、決議1651(2005)によって任期延長を受けた専門家パネルの職務権限を、さらに2006年9月26日まで延長することを決定し、事務総長に対し、必要な事務的措置を講じるよう要請する。
  2. 専門家パネルに対し、本決議の採択から90日以内に、その活動に関する中間ブリーフィングを決議1591(2005)第3項 (a)に従って設置された委員会に、また、その職務権限終了の30日前までに、所見と提言を添えた最終報告書を安保理に、それぞれ提出するよう要請する。
  3. すべての国、関連する国際連合の機関、アフリカ連合およびその他の関係当事者に対し、とりわけ決議1591(2005)および決議1556(2004)で課された措置の実施状況に関して手持ちの情報があれば、これを提供することにより、委員会および専門家パネルと全面的に協力するよう求める。
  4. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

S/RES/1665 (2006)