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安全保障理事会決議 1754

2007年04月30日

2007年4月30日、安全保障理事会第5669回会合で採択

安全保障理事会は、

西サハラに関する安保理の従前のすべての諸決議を想起し、

事務総長および事務総長特使の努力に対する安保理の強い支援を再確認し、

国際連合憲章の原則および目的に合致する措置の枠内で西サハラ人民の自決を定める、公正な、永続的かつ相互に受け入れ可能な政治的解決を成し遂げるため両者を援助するという安保理の公約を再確認し、これとの関連で両者の役割および責任に留意し、

現在の行き詰まりに終止符を打ち政治的解決に向かう進展を成し遂げるため、引き続き国際連合および相互に十分に協力することを当該地域の当事者と諸国家に求めていることを繰り返し表明し、

2007年4月11日に事務総長に提出されたモロッコの提案に留意し、解決へ向かう進展プロセスを進める真剣かつ信頼できるモロッコの努力を歓迎し、2007年4月10日に事務総長に提出されたポリサリオ戦線の提案にもまた留意し、

2007年4月13日の事務総長報告書(S/2007/202)を審議し、

  1. MINURSOとともに達成した停戦に関する軍事協定を十分に尊重する必要性を再確認する。
  2. 西サハラ人民の自決を定める、公正な、永続的かつ相互に受け入れ可能な政治的解決を成し遂げるために、最近数カ月の進展を考慮に入れながら、無条件かつ誠意を持って交渉に入ることを当事者に求める。
  3. 事務総長の主催の下これら交渉を設定することを事務総長に要請し、それら協議に適切な援助を与えることを加盟国に招請する。
  4. 事務総長の主催によるこれら交渉の状況と進展について2007年6月30日までに報告書を提出することを事務総長に要請し、また、当該報告書を受理し討議するための会合を開く安保理の意図を表明する。
  5. 当該職務権限の終了前に西サハラの状況に関する報告書を提出することを事務総長に要請する。
  6. 別離した家族間の接触、特に家族の統合のための訪問の増加を可能とする信頼醸成措置に資金を提供するために自発的拠出金を考慮することを加盟国に求める。
  7. 性的搾取・虐待に関する国際連合のゼロ・トレランス政策をMINURSOにおいて完全に実施することを確保するために必要な措置を引き続きとることおよび安保理に情報を提供し続けることを事務総長に要請し、兵力提供諸国に対して、展開前の啓発教育を含む適切な事前予防策を講じ、自国の要員がかかる行為に関係した場合には全面的なアカウンタビリティを確保するためその他の行動をとることを促す。
  8. 国際連合西サハラ住民投票ミッション (MINURSO)の職務権限を2007年10月31日まで延長することを決定する。
  9. この問題に引き続き取り組むことを決定する。

S/RES/1754(2007)