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安全保障理事会決議 1760

2007年06月20日

2007年6月20日、安全保障理事会第5699回会合で採択

安全保障理事会は、

リベリアおよび西アフリカの事態に関する安保理の従前の諸決議および安保理議長諸声明を想起し、

国際社会からの支援を受けて、全てのリベリア人のためのリベリアの再建のために2006年1月以降のリベリア政府によってなされた持続した進展を歓迎し、

リベリア原産の丸太および木材製品に関する決議1521(2003)の第10項の措置を更新しないとの決定を想起し、木材部門におけるリベリアの進展は土地および保有権の解決を含む2006年10月5日に署名された国有林改革法の効果的な履行および実施によって継続しなければならないことを強調し、

リベリア政府による最近のキンバリープロセス証明枠組みへの参加者としての加入を賞賛し、

決議1753(2007)の第2項によって奨励されているように、決議1521(2003)に従って設置された委員会を通しての、理事会に対するキンバリープロセス報告書を期待し、

リベリア全土の治安の改善と全土にわたる新政府の権威の確立の支援、とりわけダイヤモンドおよび木材生産地域ならびに国境地区における国際連合リベリア・ミッション(UNMIL)の継続的な重要性を強調し、

2007年5月24日付国際連合リベリア専門家パネル報告書(S/2007/340、annex)に留意し、

決議1521(2003)の第2項および第4項ならびに決議1532(2004)の第1項によって課された措置および決議1521(2003)の第5項によって設定された条件に向けての進展を検討したところ、この目的については不十分な進展しか達成されていないと結論付け、

これらの条件を満たす努力を行うリベリア政府を支援する決定を強調し、資金提供国も同様に行うことを奨励し、

リベリアにおいて著しい進展がなされたにも関わらず、その事態は当該地域における国際の平和と安全に対する脅威を引き続き構成すると判断し、

国際連合憲章第7章にもとづいて行動して、

  1. 事務総長に対し、本決議採択日から1カ月以内に、委員会と協議の上、6カ月を任期に、決議1731(2006)に基づいて再任命された専門家パネルのメンバーの専門性を可能な限り引き出し、本項において記述されているパネルの職務権限を遂行するのに必要な、専門性を備える3名以内からなる、下記の職務を実施するための専門家パネルを設置することを要請する。

    (a)委員会によって特定され、決議1521(2003)の第4項および決議1532(2004)の第1項に記述されている個人についての情報を含み、また、武器の違法取引のための、天然資源からのような、様々な財源を含め、決議1521(2003)によって課された措置に関する履行状況ならびに違反状況を調査し報告をまとめるために、リベリアおよび近隣諸国への継続的な評価任務を行うこと。

    (b)決議1532(2004)の第1項によって導入された措置の影響と効果を、とりわけチャールズ・テイラー元大統領の資産に関するものを含んで評価すること。

    (c)決議1521(2003)の第10項のリベリア原産のすべての丸太および木材製品をその領土内に輸入することを防ぐことを加盟国に義務付ける措置を更新しないと決定した決議1689(2006)を想起し、2006年9月19日にリベリア議会を通過し、2006年10月5日にジョンソン・サーリーフ大統領によって署名された森林関連法の履行状況を評価すること。

    (d)決議1521(2003)の第6項によって課され、決議1731(2006)の第1項によって更新されたダイヤモンドに関する措置を終了させることを決定した決議1753(2007)を想起し、リベリア政府によるキンバリープロセス証明枠組みの遵守を評価すること。

    (e)2007年12月6日までに委員会を通じて、本項に挙げられた全ての項目に関して理事会に報告し、その日付以前に適宜、委員会に非公式に情報を更新して提供すること。

    (f)他の関連する専門家グループ、とりわけ2006年9月14日の決議1708(2006)によってコートジボワールに関して設置された専門家グループと協力すること。

    (g)決議1521(2003)の第4項および決議1532(2004)の第1項によって課された措置の履行を促進するために、当該地域諸国の能力を強化しうる分野に関して特定し、勧告を行なうこと。

  2. すべての国家およびリベリア政府に対し、あらゆる職務権限の局面において専門家パネルと全面的に協力することを求める。
  3. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

S/RES/1760(2007)