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安全保障理事会決議 1652

2006年01月24日

2006年1月24日、安全保障理事会第5354回会合で採択

安全保障理事会は、
コートジボワールおよび当該準地域の情勢に関する従前の安保理諸決議および安保理議長諸声明を想起し、

コートジボワールの主権、独立、領土保全および一体性に対する強い公約を再確認し、善隣、不干渉および地域協力の原則の重要性を想起し、

2006年1月15日の国際作業部会(IWG)最終コミュニケに支持を表明したことを想起するとともに、自らが作成したロードマップの履行について首相と政府を援助し、決議1633(2005)に従って和平プロセス履行の緊密な評価、監視およびフォローアップを行うというIWGの任務を再確認し、

2006年1月3日付の事務総長報告書(S/2006/2)に留意し、

コートジボワールにおける危機と、あらゆる方面からの和平および国民的和解プロセスに対する妨害が、続いていることについて深刻な懸念を表明し、

コートジボワール情勢は引き続き、当該地域の国際の平和と安全にとって脅威であると判断し、

国際連合憲章第7章にもとづいて行動して、

  1. 国際連合コートジボワール活動(UNOCI)とこれを支援するフランス部隊の職務権限をそれぞれ2006年12月15日まで延長することを決定する。
  2. 決議1609(2005)第3項の有効期限を上述の第1項に定める期間延長することを決定する。
  3. 2006年10月31日までに自由、公正、公開かつ透明な選挙を実施することを主導するために、IWGが作成したロードマップ履行の進捗状況を踏まえて、UNOCIの任務と兵力の見直しを続ける意図、特に、安全保障理事会が国際連合リベリア・ミッションに関する次回の事務総長報告書を検討する際、コートジボワールとリベリア双方の情勢を考慮しつつそれらの見直しを行う意図を表明する。
  4. この問題に関し引き続き積極的に取り組むことを決定する。

S/RES/1652 (2006)