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安全保障理事会決議 1742

2007年02月15日

2007年2月15日、安全保障理事会第5630回会合で採択

安全保障理事会は、

コンゴ民主共和国の主権、領土保全および政治的独立への取り組みを再確認し、

2002年12月17日にプレトリアにおいて署名された、移行に関するグローバルおよび全包括的合意のプロセスおよびそのプロセスの努力結果を意味する選挙に対して、とりわけ国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC)を通じて、安全保障理事会が提供した支援を想起し、

移行期後の時期におけるコンゴ民主共和国における平和と安定の強化に貢献し続ける安全保障理事会の取り組みを再確認し、

コンゴ当局との定期的な政治対話の継続への支持を協調し、またこの期間中、MONUCの職務権限と能力に関してなされたありうべき調整に関する事務総長による彼らとの間でなされた協議の重要性を想起し、

コンゴ民主共和国の常駐代表による2007年1月15日付け議長宛の書簡(S/2007/17)に留意し、

コンゴ民主共和国における状況が地域における国際の平和と安全に対する脅威を引き起こし続けることを留意し、

国際連合憲章第7章の下で行動し、

  1. 決議1565(2004)、1592(2005)、1596(2005)、1621(2005)、1635(2005)および1736(2006)に示されたMONUCの職務権限および要員の定員を、2007年4月15日まで延長することを決定する。
  2. 事務総長に対して可及的速やかにまた2007年3月15日以前に、コンゴ当局者との協議について報告し、またMONUCの職務権限および能力について理事会が審議する可能性のある調整に関して、勧告を提出することを要請する。
  3. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

S/RES/1742 (2007)