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国連と市民社会とのキャンペーンが女の子を応援 スパイス・ガールズの『ワナビー』のリメーク - 日本の映画館で8月27日から上映開始

2016年08月19日

 

スパイス・ガールズの『ワナビー』が1996年に世界的な大ヒットとなって20年の今年、『ワナビー』が今度は女の子のエンパワーメントと女性の権利推進を応援する曲として戻ってきました。#WhatIReallyReallyWantと題する『ワナビー』のリメーク・ビデオが世界20カ国の映画館で上映され、日本では8月27日(土)から国内主要映画館で本編の前に上映されることになりました。

#WhatIReallyReallyWantが「わたしが本当に本当に欲しいもの」として訴えるのは、「女の子への暴力をなくす」、「質の高い教育」、「児童婚を終わらせる」、「同一労働、同一賃金」という目標です。これは国連と市民社会との連携によるキャンペーン「The Global Goals for Sustainable Development(持続可能な開発のためのグローバル・ゴールズ; 以下「The Global Goals」)のために制作されたもので、7月5日のオンライン公開後、元スパイス・ガールズで国連エイズ合同計画(UNAIDS)親善大使のビクトリア・ベッカムさんや女優でUN Women親善大使のエマ・ワトソンさんなどの著名人らもソーシャルメディアでシェアし、全世界で1億回以上再生されるまでに広がりました。

さらに、「The Global Goals」キャンペーンの設立パートナーであるSAWA(Screen Advertising World Association)の協力を受けて、世界20カ国の映画館で#WhatIReallyReallyWant がグローバルに上映されます。日本ではSAWAのメンバーである映画館広告専門代理店の株式会社サンライズ社の支援により、8月27日から国内主要映画館で本編の前に上映される運びとなりました。

このキャンペーン・ビデオは、「#WhatIReallyReallyWant」というハッシュタグを使って、世界中で男女平等を実現するためにあなたの希望や夢を画像や映像で表現し、ソーシャルメディアでシェアして欲しい、と呼びかけています。映画館での特別上映は、国連総会出席で世界の首脳がニューヨークに集結する9月まで続き、世界の首脳に世界中から寄せられた声を届けることを目指します。

リメーク版にはスリランカ出身のボリウッド女優のジャックリーン・フェルナンデス、イギリスのバンドM.O、ナイジェリアのシーイ・シェイ、ネットで話題になったカナダのテイラー・ハタラとアメリカのラーセン・トンプソンら、各国のスターが出演し、ガール・パワー全開のダンスを披露しています。

The Global Goals: http://www.globalgoals.org/

SAWA(Screen Advertising World Association): http://www.sawa.com/ 

株式会社サンライズ社: http://www.snr.co.jp/