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国際幸福デー(3月20日)事務総長メッセージ

プレスリリース 13-010-J 2013年03月20日

幸福の追求は人間の営みの核心をなすものです。自然との調和の中で、恐怖や欠乏のない幸福で充実した生活を送ることは、全世界の人々の望みです。

ところが、極度の貧困の中で暮らすあまりにも多くの人々にとって、最低限の物質的な豊かさは依然として高嶺の花です。さらに多くの人々には、絶え間ない社会経済の危機、暴力や犯罪、環境破壊や迫りくる気候変動の脅威が、常に重くのしかかっています。

昨年の国連持続可能な開発会議(リオ+20)で、国連加盟国は経済成長、社会開発、環境保護という三本柱を統合することにより、持続可能な開発に向けてバランスの取れたアプローチを採用する必要性に合意しました。そして、よりよい政策決定の参考とするため、国内総生産(GDP)をより幅広い進歩の尺度で補完すべきだという認識に達しました。

私は、包括的な豊かさの指標に基づき、政策を策定しようとする一部政府の取り組みに、意を強くしています。また、他の国々にも追随を促したいと思います。

初の「国際幸福デー」にあたり、包摂的で持続可能な人間開発に向けた私たちの決意を新たにするとともに、他者を助けていくことを改めて誓おうではありませんか。共通の利益に貢献すれば、私たち自身が豊かになれます。痛みを分かち合えば、幸福だけでなく、私たちが望む未来も近づいてくるのです。

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