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世界人道デー(8月19日)事務総長メッセージ

プレスリリース 14-049-J 2014年08月19日

私たちは「世界人道デー」にあたり、人々の命を守るための救援努力を続ける決意を新たにします。そして、この崇高な使命に命を捧げたすべての人々を想起します。

昨年はこれまでで最も多くの人道援助要員が拉致されたり、死傷したりしました。これは許しがたい事実です。

この数週間で、国連ファミリーの職員を含む人道援助要員数十人が、南スーダンやガザで命を失いました。あまりにも多くの人々が意図的な攻撃で死亡したり、被害を受けたりしています。

こうした犯罪で最も大きな打撃を受けているのが、人道援助要員とその家族の方々です。

しかし、この打撃はその他数百万人に及んでいます。

人道援助要員が攻撃されれば、窮地に陥った人々が生き延びるために必要な援助を受けられなくなります。

子どもは予防接種を受けられません。病人や負傷者の治療もできません。家を追われた人々は食料も、水も、避難する場所もないまま、暴力や病気をはじめとする脅威にさらされます。

私たちは「世界人道デー」にあたり、困窮した人々のもとへ駆けつける勇敢な援助要員に敬意を表します。

私たちはその犠牲を想起するとともに、人道援助要員がいなければ生き延びることができない人々が数百万人いることも認識します。

今も活動を続ける要員を守ることにより、そして、世界各地で行われている人道援助活動を支援することにより、殉死者たちに敬意を示そうではありませんか。

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