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事務総長報道官による UNRWA に関する声明(ニューヨーク、2018年8月31日)

プレスリリース 18-055-J 2018年09月03日

私たちは、パレスチナ難民に不可欠なサービスを提供し、地域の安定に貢献している国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA/ウンルワ)に対し、米国がこれ以上の資金を提供しないという決定を下したことを残念に思います。米国はこれまで、UNRWAへの最大の資金拠出国となってきました。私たちはその長年にわたる支援を高く評価しています。

アントニオ・グテーレス国連事務総長は UNRWA に対して全幅の信頼を置いています。ピエール・クレヘンビュール事務局長は UNRWA が今年、直面することになった予期せぬ財政危機を克服するため、迅速かつ革新的な不断の努力を先頭に立って進めています。この取り組みは、ドナーの基盤を広げ、新たに多額の財源を確保するとともに、新しい支援の方法も探るものとなっています。UNRWA はまた、効率を高め、コストを削減するため、緊急の内部管理措置も導入しました。

UNRWA は深刻な困窮状態にあるパレスチナ難民に対し、しばしば極めて困難な状況の中で、質の高い教育や医療、その他必須のサービスを提供するという優れた実績を誇っています。UNRWA が引き続き弱い立場に置かれたパレスチナ難民に対し、非常に重要な支援とともに希望も届けられるよう、事務総長は残る資金不足の補填を他の国々に呼びかけています。

ステファン・ドゥジャリク事務総長報道官
ニューヨーク、2018年8月31日

原文(English)はこちらをご覧ください。

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