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難民問題に関する事務総長声明 (ニューヨーク、2017年1月31日)

プレスリリース 17-007-J 2017年02月01日

多くは劇的な治安状況の下で、国境を閉ざすことなく、近隣国から数十万人の難民を迎え入れてきたアフリカ最大の難民受入国エチオピアからの帰途に就くにあたり、私は以下を明言したいと思います。

・各国には、テロ組織メンバーの潜入を防ぐため、その国境を責任ある形で管理する権利だけでなく、その義務さえあります。

・しかし、宗教、民族または国籍に関連する何らかの形の差別に基づき、これを行うことはできません。それには下記の理由があります。
 ‒ そのような措置は、私たちの社会の基盤となっている根本的な原則と価値に反しているため。
 ‒ そのような措置は、不安や怒りを広げるきっかけとなり、それによって、まさに私たち全員が闘おうとしているテロ組織の宣伝活動が容易になりかねないため。
 ‒ 確かな情報に基づかない盲目的な措置は、今日の極めて高度に発達した国際的なテロ活動によって、かいくぐられる傾向があるため。

・私はまた、国際的な難民保護体制の統合性を世界各地で損なっている決定に対し、特に大きな懸念を覚えています。紛争や迫害を逃れた難民にとって、ますます多くの国境が閉ざされているだけでなく、国際難民法に基づき要求され、かつ権利として認められるべき保護へのアクセスがますます制限されているからです。

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発言の原文(English)はこちらをご覧ください。