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学生の目で見た持続可能な開発目標:ニユーヨークの国連本部で写真展を開催しています!(8/10まで)

2017年07月20日

Photo/Nicolás Monteverde Bustamante, 23, Peru (Universidad Peruana de Ciencias Aplicadas, Lima, Peru)

2017年7月17日-持続可能な開発目標(SDGs)に関する自分たちの考えや感じ方を写真に収めようと、世界各地から学生がフォトコンテストに応募しました。ニューヨークの国連本部では現在、その受賞作品が展示されています。

「写真には国境を越える力があり、世界中の若者たちをつなげる理想的な媒体と言えます」こう語るのは、同展示「Spotlight on SDGs(SDGsにスポットライトを)」を主催する国連広報センター(UNIC)の根本かおる所長です。

17のゴールと169のターゲットからなるSDGsについて、一般市民の方々に理解してもらうことは、多くの国で課題となっています。

国際社会が貧困を根絶し、気候変動に対処し、すべての人にとって平和で包摂的な社会を構築するための期限は2030年となっています。この時までに、これらの目標を達成するためには、若者を巻き込むことが欠かせません。

事実、若者は持続可能な開発のための 2030アジェンダの策定に鍵を握る役割を果たしただけでなく、変化をもたらす主体として、このビジョンを現実のものとするための取り組みを先頭に立って進めることが期待されています。

この観点から、国連広報センター上智大学はアイデアを出し合い、ゲッティイメージズジャパンの特別協力を得て、学生フォトコンテストを開催することになりました。

根本所長は国連ニュースに対し「このパートナーシップ活用型のフォトコンテストは、若い学生に対し、身近なSDGsについてしっかりと考え、創造力を用いて自らの視点を見える化し、楽しむことを促しました」と語っています。

このコンテスト「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」では、SDGsについてじっくり考え、感じたことを写真に撮って、他の人々と共有するよう学生に呼びかけました。

5大陸47カ国の学生から、600件を超える応募がありました。

大賞を受賞したのは、ペルーのリマの浜辺で、タイヤを取り除く作業をするボランティアを写した作品でした。撮影したのは現地の大学生、ニコラス・モンテベルデ・ブスタマンテさんです。

23歳のブスタマンテさんは「リマ近郊カヤオの海洋保護区にある浜辺に、大量のタイヤが投棄されているのを見て、ショックを受けるとともに、悲しくなりました」と語っています。

「海洋の汚染は現在、人類が抱える最悪の問題のひとつです。無節操に消費と投棄を繰り返すという私たちの文化は、街や土地、海、そして私たち自身をむしばんでいます。海をタイヤやごみのない、よりよい場所にする責任は、私たちにあるのです」

Photo/Pang Yunian, 25, China (Kyoto University, Kyoto, Japan)

「ミャンマーのシュウェジンという町の家庭には、電気が通っていません。それでも村人たちは教育を優先することを決定し、限られた資源を使って数年前に小学校を建てました」こう語るのは、入賞者のひとり、中国出身で25歳の龐宇年(パン・ユニアン)さんです。

 

Photo/Karin Imai, 20, Japan (Sophia University, Tokyo, Japan)

同じく入賞者のひとり、20歳の今井香琳(いまい かりん)さんは「私の作品は単に、日本の普通の風景を捉えたスナップ写真です。でも、高い木々の間で育っているこの小さな植物に、私の目はなぜか引きつけられました」と語ります。

今井さんは、この植物の相対的な小ささが、成長するための力と意志を削ぐどころか、逆にそれを強くしているように見えたと話しています。

「小さな発見の大切さも伝えたいと思いました。SDGsを達成するための取り組みでも、同じことが言えるからです…。こんな小さな発見や行動を積み重ねることで、私たちはより明るい、持続可能な未来へと近づけるのではないでしょうか」

この展示会は8月10日まで、国連本部で開催されています。

根本所長は、展示会が持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラムと並行して開催されることを指摘しました。このフォーラムは、国連加盟国が2030アジェンダの実施状況を定期的かつ自発的に審査するために設けたメカニズムです。

「これら入賞作品を国連本部に展示するねらいは、見学者にSDGsを自分のこととして考え、変化の主体となってもらうよう促すことにあります」と根本所長は語りました。

国連広報センターと上智大学は、2回目の「SDGs学生フォトコンテスト」を現在主催し、8月30日の締め切りまでに作品の応募を呼びかけています。

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原文(English)はこちらをご覧ください。