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史上初、次期国連事務総長候補9名との公開面談、 4月12日~14日のプログラム決定 【情報をアップデートしました】

プレスリリース 14-034-J_Rev1 2016年04月13日

今年は現職の潘基文(パン・ギムン)事務総長の任期最後の年にあたり、新しい事務総長選出に向けたプロセスが始まっています。4月12日から14日にかけて、次期国連事務総長選に立候補している9名との非公式の対話がニューヨークの国連本部で行われます。このいわゆる公開面談の日程が以下のように決まりました。

4月12日:

  • イゴル・ルクシッチ副首相兼外相 [モンテネグロ] (09:00-11:00)
  • イリーナ・ボコヴァ国連教育科学文化機関(UNESCO)事務局長 [ブルガリア] (11:00-13:00)
  • アントニオ・グテーレス前国連難民高等弁務官 [ポルトガル] (15:00-17:00)

4月13日:

  • ダニーロ・トゥルク前大統領 [スロベニア] (09:00-11:00)
  • ベスナ・プシッチ第一副首相兼外務・欧州問題担当相 [クロアチア] (11:00-13:00)
  • ナタリア・ゲルマン副首相兼外務・欧州統合相 [モルドバ] (15:00-17:00)

4月14日:

  • ブーク・イェレミッチ元外相 [セルビア共和国] (09:00-11:00
  • ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁 [ニュージーランド] (11:00-13:00)
  • スルジャン・ケリム元外相 [マケドニア旧ユーゴスラビア共和国](15:00-17:00)

*いずれもニューヨーク時間

一連の非公式対話の模様は、全世界に国連のウェブキャスト(http://webtv.un.org/)を通じてライブで配信されます。各候補に割り当てられた2時間の枠の中で、冒頭候補者が10分間抱負を述べる一方、国連加盟国には2分以内で質問する機会が与えられます。世界中からオンラインで寄せられた質問をもとに市民社会の代表にも質問する機会があり、オープンで透明なプロセスを確保するものです。

これまでは安全保障理事会が候補を一人に絞り、この唯一の候補のみが国連総会に提案されていました。安全保障理事会でのいわゆる密室の協議で事実上決定されていたため、選出プロセスの閉鎖性に批判が集まっていました。今回の試みは「初めてづくし」のものとして注目されています。

次期事務総長の選出プロセスについては http://www.un.org/pga/70/sg/ をご覧ください。