本文へスキップします。

  • プリント

ここから本文です。

国際ガールズデー・国連デー記念 ドキュメンタリー映画『ソーラー・ママ』特別上映会 ~ドキュメンタリーから開発アジェンダを考える~(10月18日開催)

プレスリリース 14-064-J 2014年10月09日

『ソーラー・ママ』

国連広報センターでは、国連アカデミック・インパクト参加大学である中央大学と日本の市民社会のネットワーク「Beyond MDGs Japan」との連携で、10月18日(土)、特別上映会を開催します。

力作ドキュメンタリー『ソーラー・ママ』を鑑賞した後、各界の第一線で活躍する方々をまじえてパネル・ディスカッションを行います。2015年に最終年を迎えるミレニアム開発目標と2015年9月の国連総会で妥結を目指すポスト2015開発アジェンダについて会場の皆さんと一緒に考えるとともに、10月11日の国際ガールズデー、10月24日の国連デーを記念するものでもあります。

日 時: 10月18日(土) 13:30 ‐16:00

場 所: 中央大学後楽園キャンパス5号館3階5333教室

主 催: 国連広報センター

共 催: 中央大学

協 力: 中央大学理工学部WISE Chuo プログラム、Beyond MDGs Japan、NHK

参加費: 無料

 

プログラム:

13:00   開場

13:30  開演・主催者・共催者・来賓あいさつ・国連制作ショートビデオ上映

13:40  『ソーラー・ママ』上映

14:30  パネル・ディスカッション

15:30  質疑応答

15:55  閉会あいさつ (Beyond MDGs Japan 仲佐 保 事務局長)

16:00   終了

 

パネラーには、テレビのコメンテーターとしても活躍するプラン・ジャパン理事で元国連職員の大崎麻子さん、リケジョを推進する加藤俊一 中央大学副学長、今年度外務省に新設された女性参画推進室でWAW!Tokyoの事務局を取りまとめた松川るい 女性参画推進室長、そして「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を推進するパナソニック株式会社 CSR・社会文化グループ事業推進東京担当リーダー(安倍首相が国連総会の演説で、パナソニック製のソーラーランタンがアフリカの女の子たちの勉強を支えていると紹介しました)、と豪華な顔ぶれです。司会・モデレーターは国連広報センターの根本所長が務めます。なお、当日は成澤廣修 文京区長からもメッセージを頂戴する予定です。文京区には来年度、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関「UN Women」の事務所が設置されることが決まりました。

参加ご希望の方は、1016日(木)までに、中央大学国連共同企画担当(un-chuo@tamajs.chuo-u.ac.jpまでメールにお申込みください。表題に「10月18日上映会参加希望」とし、氏名・所属・メールアドレスを明記の上、ご登録願います。定員となり次第、締め切らせていただきます。

お問い合わせは、中央大学学事部学事課 (電話:042-674-2125 )まで。

なお、この上映会は、この秋3回のシリーズで開催される「ドキュメンタリーから開発アジェンダを考える」特別上映会シリーズの第1回にあたります。シリーズの詳細についてはこちらをご覧ください。

 

ドキュメンタリー『ソーラー・ママ』について

アフリカ、南米、中東、アジア各国から貧困層の女性が集まり、太陽光発電の技術を学ぶインドの“裸足の大学”。子どもがいれば習得後に村を離れることもなく技術が定着できるという理由から、参加を許されるのは母親のみ。読み書きができなくても6カ月で技術を習得することができ、帰国後は技術者として安定した収入を得る可能性が高まるという画期的なプログラムとなっている。

ヨルダンから初めて選ばれたラフェアは、4人の子どもから遠く離れたインドで電気回路の基本から難しいパーツの組み立てを学ぶ。初めての経験にとまどいながらも自信をつけていくラフェアだが、夫の妨害にあい、やむなく一旦ヨルダンに帰国することになる。しかし、なんとかして研修を終えて村に希望を与えたいという気持ちを抑えきれず、環境省担当者の協力を得て、ラフェアは再びインドへと旅立っていく。無理解な夫に邪魔されながらも、自立への道を切り開いていこうとするヨルダンの女性の姿を追っていく。

(NHK 「BS世界のドキュメンタリー」ウェブサイトより)

『ソーラー・ママ』

 『ソーラー・ママ』主人公のラフェア・アム・ゴマールについて

ラフェアは、 ヨルダン初の女性ソーラー技術者として、1995年の北京女性会議から来年で20年の節目を迎えるにあたっての国連のキャンペーン「Beijing+20」に、こんなメッセージを寄せています。

「私が若い人たちすべてに最も伝えたいこと。それは、人が生きる上で最も重要なものは、“教育”だということです。まず学校に通い、そして続けることです。そうすることで、未来の扉が開かれます。やり抜くことが大切です。学び、目的を貫き、しっかり取り組む。そうすることで、自分の未来が実現できるのです」

 * *** *