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「開発と平和のためのスポーツの国際デー」に寄せ、日本のアスリートがSDGs(エス・ディー・ジース)をアピール

2018年04月09日

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、持続可能な開発における重要な鍵として、社会の進歩に向けたスポーツの重要性を認識している©UNIC Tokyo/Takashi Okano

「開発と平和のためのスポーツの国際デー(4月6日)」に先立ち、世界的に著名な日本のアスリートたちが、2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成を図るため、国連が主導するキャンペーンに参加しました。

「2020年のオリンピック・パラリンピックを通して、SDGs の大切さを世界に知ってもらいましょう」2004年アテネ・オリンピックのハンマー投げで金メダルを獲得した室伏広治(むろふし・こうじ)さんは、ビデオメッセージでこのように呼びかけました。

持続可能な開発のためのアジェンダとその17の SDGs は2015年、世界のリーダーにより、人々が貧困と飢餓のない暮らしを送ることのできる健全な地球を2030年までに実現するための青写真として採択されました。

プロテニスプレーヤーの美濃越舞(みのこし・まい)さんは、「私は海外に試合に行くことが多く、そこで貧困を目の当たりにすることが多いです。私にできることと言えば、募金などしか今はありませんが、貧困をなくす活動を私は応援したいと思います」とメッセージの中で語っています。

このキャンペーンは、東京の国連広報センター(UNIC)とスポーツ庁が、官民合同事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」の支援を得て、1896年に初の近代オリンピックが開かれた日にちなみ、毎年4月6日に定められた「開発と平和のためのスポーツの国際デー」を記念する行事として立ち上げたものです。

2030アジェンダでは、社会の進歩に向けたスポーツの役割が「持続可能な開発における重要な鍵」として認識されています。

ビデオのスクリーン・ショット:スポーツを通じ、持続可能な開発目標の達成を促進するために国連が支援するキャンペーンに参加した日本のアスリートたちによるビデオメッセージのキャプチャー画像集

2018年平昌冬季パラリンピックのアルペンスキーで銀メダルを獲得した森井大輝(もりい・たいき)さんは、「オリンピックとパラリンピックは平和の祭典だと思っています。私はすべての人に平和が訪れることを願っています」と語っています。

キャンペーンはさらに日本を飛び出し、2016年リオ・オリンピックの柔道で銅メダルを獲得したスコットランドのサリー・コンウェイさんと、アフガニスタン女子代表サッカーチームのクレシュマ・ラシーフさんも、ソーシャルメディア上でビデオメッセージを伝えるアスリートたちの輪に加わりました。

「開発と平和のためのスポーツの国際デー」は2013年、国連総会によって創設されました。

オードレー・アズレー国連教育科学文化機関(UNESCO)事務局長は、国際デーに寄せるメッセージで、スポーツが尊重、理解、統合、対話という理念に依拠し、年齢やジェンダー、出自、信条、意見に関係なく、個人の育成と自己実現に寄与すると述べました。

事務局長は「私たちの社会を変革するための行動と思索において、スポーツが唯一無二の場となれる理由はそこにあります」と語っています。

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原文(English)はこちらをご覧ください。