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世界糖尿病デー(11月14日)、事務総長メッセージ

プレスリリース 09/063-J 2009年11月13日

糖尿病が原因で亡くなる人々の数は、年間100万人にも上ります。その大多数は開発途上国に住む人々で、平均寿命を全うする前に亡くなっています。糖尿病は、他の疾患を悪化させたり、母子保健に重大な影響を及ぼしたりする可能性をもつ病気です。糖尿病のもたらす負担が急速に増大したために、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成が行き詰っている国もあります。

しかしながら、糖尿病のさまざまなタイプのうち、2型糖尿病は予防が可能です。これは、動脈硬化やガンなどと並んで、いわゆる「生活習慣病」の一つとされ、その原因としては不健康な食生活、運動不足、喫煙、そして過度の飲酒が考えられます。

このことを踏まえると、糖尿病に対する有効な戦略や行動計画を策定するためには、保健医療セクターだけでなく、むしろ政府の多様な管轄分野や、市民社会や民間セクターなど幅広いアクターを巻き込んでいく必要があるといえます。

国連システムは、糖尿病が投げかける課題に対する各国の取り組みを全面的に支援していきます。糖尿病予防を通じ、貧困の削減、経済生産力の向上を促すことで、各国はMDGs達成に向けての努力を続けていくことが可能となります。

今日の「世界糖尿病デー」にあたり、糖尿病を予防し保健医療へのアクセスを改善すべく、国際社会および国際的な開発援助機関に対して、開発途上国への支援を強く求めます。