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国際平和デー(9月21日)に寄せる事務総長メッセージ

プレスリリース 08-049-J 2008年09月05日

今回の「国際平和デー」には特別な意味があります。

今年は世界人権宣言の採択60周年にもあたるからです。人権が平和に欠かせないことは、誰もが知っています。それでも、世界ではいまだにあまりにも多くの人々が、特に紛争の最中やその後に、権利を侵害されています。誰でもどこでも、宣言に盛り込まれた権利を知り、理解し、享受できるようにすることで、人権を生きた現実としなければならない理由はここにあります。多くの場合、人権の保護をもっとも必要とする人々は、世界人権宣言の存在について、そして、それが自分たちのために存在するのだという事実について、知らされる必要がある人々でもあるのです。

同時に、私たちは緊急の開発課題も抱えています。私たちは今年、21世紀によりよい世界を築くため、あらゆる国々の指導者が合意した共通のビジョン「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成期限に向けた中間点に来ています。これら目標の達成は平和に欠かせません。とはいえ、アフリカの多くの国々では、2015年という期限までに、いずれの目標も達成できるめどが立っていません。こうした事情から、各国政府と市民社会、企業は「国際平和デー」の直後、幅広い連帯の形成と格差の解消に努めるため、国連で会合を開くことになっています。

今年の「国際平和デー」には、結束を必要とする課題が多くあります。全世界の人々を結集させるため、国連はショートメッセージ・キャンペーンを展開しているところです。私は次のようなメッセージを送ります。「9月21日の国際平和デーにあたり、私は全世界の指導者と人々に対し、一致協力して紛争や貧困、飢餓の撲滅と、あらゆる人々の人権擁護を図るよう呼びかけます」

平和を目指して、全世界が読み、聞き、感じられる強力なメッセージをともに送ろうではありませんか。