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世界人道の日(8月19日)事務総長メッセージ

プレスリリース 12-041-J 2012年08月17日

今年の「世界人道の日」は、世界中から10億の人々を集め、「人を助ける人々へ」という力強く前向きな考えを前進させる歴史的な機会となります。

これこそまさに、私たちがきょう、多くの援助要員の死を悼みながらも、苦境にある人々のもとへ駆けつけ、援助を提供することで、崇高な使命を果たし続けている要員の努力を称える最善の方法といえます。

こうした勇気ある取り組みを支える連帯の精神は、私たちが「世界人道の日」を記念する原動力でもあります。

私は世界各地を訪れる中で、我が家での快適な暮らしを捨て、窮地にある人々を援助している支援従事者と言葉を交わし、この精神を肌で感じてきました。

今月上旬、スーパースターのビヨンセ・ノウルズさんにお会いした際にも、同様の精神を感じることができました。ビヨンセさんは、よりよい世界を目指す私たちのグローバル・キャンペーンのために『I Was Here(アイ・ワズ・ヒア)』という歌を提供してくれました。

すでに数百万人が私たちのウェブサイトを訪れ、支援の登録と行動の共有を行っています。西アフリカで飢餓の危機を回避するための国際的な取り組みから、シリアの民間人に対する緊急援助、さらには隣人同士の小さな親切に至るまで、「人を助ける人々」の精神は皆の状況を改善します。

ウェブサイト www.whd-iwashere.org を通じて人道的なアクションを約束することで、「世界人道の日」を有意義なものにしようではありませんか。一人ひとりの行動は小さいように見えても、それが集まれば世界中に反響し、よりよい未来に向けてまっしぐらに突き進む勢いが生まれるのですから。

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