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2014年は「国際小島嶼開発途上国年」 ~気候変動などで島国の直面する喫緊の課題に世界の注目を~

2014年04月01日

国際小島嶼開発途上国年

(International Year of Small Island Developing States)

開発途上国の中の島嶼(とうしょ)国、いわゆる島国のことを、国連ではSIDS と略称します。今年は島嶼国が世界に果たす役割にスポットライトを当て、その豊かな文化と多様性を祝います。

国際年が特定の国グループを対象に制定されることは初めてですが、その背景には、気候変動や自然災害など、島国が直面する喫緊の課題があります。島嶼国は地球温暖化による海面上昇の被害を受けやすく、また、少人口、遠隔性といった島国固有の問題による脆弱性のため、持続可能な開発が困難だとされているのです。

国際小島嶼開発途上国年は、こうした喫緊の課題に世界の注目を集める機会を生み出すことを狙いとしています。また、開発途上にある小さな島国に生きる人々が、人とコミュニティ、ひいては世界のすべての国々に恩恵をもたらす持続可能な解決策を見つけようと努力している姿に光を当てる年でもあります。

-国際小島嶼開発途上国年 オフィシャルサイト

http://www.un.org/en/events/islands2014/#&panel1-1

ニューズレター “Small Island Matters” PDF

-小島嶼開発途上国(外務省ウェブサイト)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/sids/sids.html

 

今年9月1日から4日にかけては、南太平洋の国・サモアの首都アピアで、SIDS に関する第3回国連会議が開かれ、「持続可能な開発のためのパートナーシップ構築」をテーマにした話し合いが行われる予定です。この国際会議の準備プロセスには日本も積極的に関わり、同じ島国という立場から重要なインプットを行っています。

-第3回SIDS 国際会議 オフィシャルサイト

http://www.sids2014.org/

-準備プロセス/日本からのインプット

http://www.sids2014.org/index.php?page=view&type=6&nr=30&menu=1490

 

同じく9月23日には、潘基文(パン・ギムン)事務総長が国連本部で「気候変動サミット」を開催。気候変動交渉にはずみをつけ、政治的リーダーや自治体トップらのコミットメントとアクションを引き出すことを目指します。

-気候変動サミット オフィシャルサイト

http://www.un.org/climatechange/summit2014/

 

ニューヨークの国連本部では2月24日、国際年を正式に発足させるグローバル・ローンチを開催。ジョン・アッシュ第68回総会議長は国際年について、「世界の国々が一つの地球家族として、SIDS の持続可能な開発を支援していく意味を分かち合う年だ」と述べました。

-グローバル・ローンチに関するプレスリリース

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=47211&Cr=small+island&Cr1=#.UzPQnmcU9aS

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