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略歴
ラジェンドラ・K・パチャウリ氏

プレスリリース 07/109-J 2007年12月12日

ラジェンドラ・クマル・パチャウリ氏は2002年、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長に選出されました。世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)が共同で設立したIPCCは、気候変動の科学的評価をリードしています。

パチャウリ氏は1995年の第2次評価報告書の主執筆者を務めて以来、IPCCに関わり、第3次評価報告書の作成時には副議長を務めました。

パチャウリ氏は25年前、エネルギー資源研究所(TERI)が創設されて以来、その所長を務めてきました。TERIは世界的に知られる研究機関で、 ニューデリーに本部を置いています。TERIは、エネルギー、環境、林学、バイオテクノロジー、天然資源保全、持続可能な開発の各分野で、科学技術研究と 戦略づくりに取り組んでいます。

パチャウリ氏は2001年1月、環境分野での多大な功績を評価され、インド大統領から民間人としては国内最高の栄誉の一つである勲章「パドマ・ブー シャン」を授与されました。ほかにも数多くの受賞歴があり、2006年にはフランス政府から「レジオンドヌール勲章」を授与されています。

パチャウリ氏は1940年8月20日、インドのナイニタール生まれ。米国のノースカロライナ州立大学に学び、1972年に生産工学修士課程を修了し たのを皮切りに、生産工学博士号、経済学博士号も取得しました。その後は2000年のイエール大学森林環境学大学院(School of Forestry and Environmental Studies)をはじめ、インドと米国の大学で教職を歴任。1990年にはワシントンDCで世界銀行のリサーチ・フェローを務めたこともあります。

1994年から1999年にかけては、国連開発計画(UNDP)総裁顧問として、エネルギーおよび天然資源の持続可能な管理を担当しました。

幅広い専門知識を持つパチャウリ氏は、国内、国外の各種学術研究機関、市民団体、専門職業団体、企業団体の委員会や審議会のメンバーとしても活躍。 国際的には1992年以来、アジア・エネルギー研究所(Asian Energy Institute)の所長を務めています。また、コフィー・アナン前国連事務総長が最近創設した「グローバル人道フォーラム(Global Humanitarian Forum)」の理事や、トヨタ自動車の国際諮問委員も務めています。また過去には、国際太陽エネルギー学会の理事も務めました。

インド国内では、現在、首相の気候変動諮問委員会のメンバーに抜擢されており、1999年から2004年には首相の経済諮問委員会のメンバーも務め ました。また、インド有数のエネルギー会社、石油天然ガス公社(Oil and Natural Gas Corporation Ltd)とインド最大の電力会社、国営地熱発電公社(National Thermal Power Corporation)の理事として活躍する一方、地球環境戦略研究機関(IGES)理事も務めています。ダージリン・ヒマラヤ鉄道遺産財団 (Darjeeling Himalayan Railway Heritage Foundation)理事長でもあります。

パチャウリ氏は23の著書(英詩に関する著書1を含む)や数多くの寄稿論文、記事も手がけています。趣味はクリケット。

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