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ネルソン・マンデラ国際デー(7月18日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長ビデオ・メッセージ

プレスリリース 26-038-J 2026年07月17日

私たちは本日、平和、和解、正義、そして人権をまさに体現した偉大な人物として、ネルソン・マンデラ氏の生涯と功績を称えます。

今年の国際デーのテーマは“マディバ”の愛称で親しまれたマンデラ氏が、貧困の根絶と平等の実現に向けて、明晰な視座を持つ擁護者でもあったことを私たちに思い起こさせてくれます。

マンデラ氏は、貧困を終わらせることが単なる慈善行為ではないことを知っていました。

それは正義を実現する行為であり、

私たち全員が果たすべき義務なのです。

私たちは、不平等が固定化しつつある世界を生きています。

それは、一部の幸運な人々に不当に大きな富が生まれる一方で、多くの人々が食料や水、住まい、教育のような基本的ニーズの充足に苦心する世界であり、

紛争や経済的ショック、気候災害によって長年にわたる貧困対策の進展が行き詰まっている世界です。

私たちは誰でも、マディバのように、公正な経済と包摂的な社会を築く上で役割を果たすことができます。

ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)やユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、質の高い教育、社会保障制度に投資することによって。

資金提供の拡大と国際金融アーキテクチャの改革で、開発途上国が必要とする資金と債務救済を受けられるようにすることによって。

そして人間と地球のために、再生可能エネルギーを基盤とする経済を構築することによって。

私は常に、マディバの生涯と、人々が結束すれば不可能なことはない、という彼の信念に勇気づけられてきました。

未来は私たちの掌中にあります。

今日も、そしてこれからも、公正かつ包摂的、そして平等で平和な世界というマンデラ氏のビジョンをともに推進していこうではありませんか。

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