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砂漠化および干ばつと闘う国際デー(6月17日)に寄せる アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 26-033-J 2026年06月16日

Photo:iStock

放牧地はあらゆる気候帯、あらゆる大陸に見られる広大な空間です。

地球の陸域の半分を占める放牧地は、重要な食料や繊維を供給し、20億を超える人々の暮らしを支えています。また、野生生物の生息地や炭素吸収源としても、欠かせない役割を果たしています。

ところが、世界の放牧地の50%近くが、すでに劣化しているか、劣化のリスクにさらされています。

こうした状況は、世界全体の食料システムを脅かし、地域の暮らしに悪影響を及ぼし、生物多様性を低下させ、温室効果ガスの排出量を増加させています。

今年の「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」にあたり、私たちは世界の放牧地への認識と尊重を求める緊急要請を呼びかけます。

それはすなわち、放牧地の回復、特に水資源の確保に投資すること、

持続可能な雇用を通じ、農村社会のエンパワーメントを図ること、

そして国際協力を通じ、国境を越えた解決策を作り上げることに他なりません。

今年は「放牧地と牧畜家の国際年」にもあたります。それはまた、これら生態系の保護に役立つ可能性がある伝統的な知識を備えた牧畜家や先住民族を支援するためのチャンスでもあります。

私たちの未来を守るためには、まず土地を守らなければなりません。

あらゆる場所の放牧地が今後何世代にもわたって繁栄し続けるよう、ともに取り組もうではありませんか。

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