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国際ガールズ・デー(10月11日)に寄せる アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 21-054-J 2021年10月11日

© Deshan Tennekoon/World Bank

一年を通して、世界の女児たちの、力、健康、エンパワーメントに関わる問題に直面しない日はありません。国際ガールズ・デーは、この世界的な急務に改めてコミットする機会です。

今日の女児たちは、デジタル世代の一員です。女児たちとともに、彼女たちのあらゆる多様性に取り組み、デジタルにおける変革をもたらす存在として彼女たちが持つ力と解決策を拡大させ、デジタル空間で彼女たちが直面する障壁に対処することは、私たちの責務です。

女児たちのデジタル平等への道は、険しいものです。地理および世代にまたがるインターネット利用における極めて大きな格差は、2013年の11%から6年後には17%へと広がりました。世界の3分の2以上の国において、科学、技術、工学、数学というSTEM分野の卒業生に女子学生が占める割合は、15パーセントにすぎません。

女児たちは、これらの分野でも同等の能力と計り知れない可能性を持っており、女児たちへのエンパワーメントによって、誰もが恩恵を受けることになります。私がこれを経験したのは、政治の道へ踏み出すはるか前に、リスボンで教職に就いていた頃で、教育が個人や地域社会を向上させる力を目の当たりにしました。それ以来、その経験が、教育におけるジェンダー平等に対する私のビジョンを導いてきました。

男女のデジタル格差を解消するための投資は、すべての人々に莫大な利益をもたらします。国連は、女児たちが誰であれ、また女児たちが置かれた状況がどのようなものであれ、この世代が自らの潜在能力を発揮できるよう、女児たちと協力することを約束しています。テクノロジーとイノベーションに関する世代平等行動連合は、各国政府、市民社会、民間セクター、若手リーダーが、女児たちのデジタルへのアクセス、デジタルスキル、そしてデジタル上の創造性を支援する共同のイニシアチブと投資のために結集する、国連の新しいプラットフォームです。

私たちの共通の未来を設計して確かなものとするべく、ともに手を携え、デジタル世代において女児たちが十分な役割を果たせるようにしていこうではありませんか。

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