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世界エイズ・デー(12月1日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 19-106-J 2019年11月29日

私たちが持続可能な開発目標(SDGs)で約束したとおり、2030年までにエイズの蔓延に終止符を打つためには、協調的な取り組みを続けることが必要になります。国連と各国政府、市民社会やその他のパートナーは、人々の医療サービスへのアクセスを拡大し、新規のHIV感染を食い止めるために連携してきました。2018年には、2,300万人を超えるHIV感染者が治療を受けられるようになりました。

世界のあらゆるコミュニティーがこの対応を中心になって進め、人々による権利の主張を支援したり、スティグマに直面する恐れのない医療・社会サービスへのアクセスを促進したり、最も脆弱な立場に置かれ、社会から隔絶された人々にもサービスが届くようにしたり、差別的な法律の改正を強く求めたりしています。今年の「世界エイズ・デー」のテーマがまさに示しているように、コミュニティーこそが世界を変えていくのです。

しかし、まだ満たされていないニーズがあります。HIV感染者は3,800万人と記録的な数に上っている一方で、エイズ対策のための資金は昨年、10億ドルも減ってしまったからです。私たちはこれまでにも増して、仲間の声を代弁し、HIV感染者にサービスを届け、人権を擁護し、支援を提供するコミュニティー主導型組織の役割を生かしていく必要があります。

コミュニティーが参画するところには、変化が起きています。投資が成果をもたらす様子も見られます。そして平等や尊重、尊厳も現実のものとなっています。

コミュニティーと力を合わせれば、私たちはエイズに終止符を打てるのです。

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