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世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せる アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 19-015-J 2019年04月02日

「世界自閉症啓発デー」を記念して発行された国連切手。2012年の記者会見から©UN Photo/Mark Garten

私たちは「世界自閉症啓発デー」にあたり、差別に反対する声を上げ、国際社会の多様性を祝い、自閉症の人々の全面的な包摂と参加を実現するという意を強くします。自閉症の人々がその潜在能力をいかんなく発揮できるよう支援することは、誰一人取り残さないという「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の核心をなす約束を守るために欠かせない取り組みです。

今年の啓発デーは、自閉症の人々が自立した生活を送り、実質的にその基本的人権を行使できるよう支援するための手の届く価格の支援テクノロジーの重要性を強調するという目的があります。全世界で、このようなテクノロジーへのアクセスには高い費用、入手不可能、その潜在性に対する認識の欠如を含め、依然として大きな障壁が立ちはだかっています。

私は昨年、国連憲章に謳われた価値、国際法、さらには障害者の権利に関する条約をはじめとする人権条約に最新・新興のテクノロジーを整合させるための「新しいテクノロジーに関する戦略」を発表しました。「世界自閉症啓発デー」にあたり、平等、公平、包摂を含むこれらの価値を守るとともに、自閉症の人々すべてが、自らの権利と基本的自由の行使に必要な手段を確保できるようにすることにより、その全面的参加を促進するという私たちの決意を改めて確認しようではありませんか。

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