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国際高齢者デー(10月1日)事務総長メッセージ

プレスリリース 12-046-J 2012年10月01日

「長寿:未来の姿」

世界中で見られる急速な高齢化と寿命の着実な伸びは、現代で最も大きな社会的、経済的、政治的変容の一つとなっています。こうした人口構成の変化は今後、あらゆるコミュニティ、家族そして個人に影響することになります。私たち一人ひとりが生涯を通じてどのように暮らし、働き、計画を立て、学んでいくのかを考え直すとともに、社会の仕組み全体を作り変えることが必要となるからです。

2015年以降を見据えた国連の開発アジェンダの策定に取りかかる中で、私たちは高齢化を経済と社会の成長と両立させ、高齢者の人権を守る新しい枠組みを描いていかなければなりません。アクセス可能な交通手段とコミュニティの開発であれ、年齢に応じた保健医療と社会サービスの確保であれ、十分な社会的保護の基盤の提供であれ、私たち全員が個人として、そして集団として、高齢者を社会に取り込むことに責任を負っているのです。

今年は高齢化に関するマドリッド国際行動計画採択10周年にあたります。社会に占める高齢者の割合が大きくなるにつれ、この行動計画が示した「すべての世代のための社会をめざして」という壮大なビジョンは、これまで以上に重要性を帯びてきています。

長寿は公衆衛生上の成果であり、社会や経済にとっての負担ではありません。今年の「国際高齢者デー」にあたり、高齢者の健康と安心を確保することを誓うとともに、私たち全員がその知識や能力の恩恵を受けられるよう、高齢者に社会への有意義な参加をお願いしようではありませんか。

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