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第2回国連高齢者問題世界会議・親善大使
クリスティーナ・デ・ボルボン妃殿下のビデオ・メッセージ

プレスリリース 01/86-J 2001年10月17日

 私はきょう、皆様に対し、第2回国連高齢者問題世界会議の親善大使としてごあいさつできることを、とても嬉しく思います。私たちスペイン国民は来年4月、マドリードでこの世界的な行事を主宰するという重要な役割を演じることを楽しみにしています。

 親善大使として、私は世界会議を促進し、これに対する意識を高めるとともに、私たちの社会の高齢化が提起する多くの課題に注意を喚起するよう努めてゆきます。私がこの役割に専心しているのは、スペインがこの会議の受入国として関与しているからだけではなく、この機会を捉えて、世界の変化に対応する重要性を信じているからでもあります。

 私たちのグローバル社会ではすでに、人類の歴史上、最も高齢化が進んでいます。50年後には、高齢者の数が6億人からほぼ20億人へと増えることになります。これは人口学的な勝利であるとともに、人々がより長く、より生産的な生活を営むことを可能にしている目覚しい技術と医療の進歩の結果でもあります。自らの世代を代表し、私は、これらの成果を達成したこれまでの世代に感謝するとともに、この利益を享受することを楽しみにしていることを申し上げたいと思います。

 しかし、この目覚しい成功はまた、私たちが歴史的な課題に直面していることも意味します。前途には新たな未踏の大地が広がっています。準備の程度に差こそあれ、それぞれの社会は異なる状況に適した解決策を見つけなければならないのです。

 国連高齢者問題世界会議のスローガンは「すべての世代のための社会をめざして」です。世界各国からの代表は、グローバルな高齢化プロセスの進展を、発展というさらに大きなプロセスに統合する道を探ることになるでしょう。その課題は、高齢者がどこでも、安全と尊厳をもって歳を取り、かつ、完全な権利を有する市民としてその社会に参加し続けられるようにすることにあります。