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国連人口基金(UNFPA)が東京事務所を開設

プレスリリース 02/070-J 2002年08月23日

 国連人口基金(UNFPA)は2002年9月1日に東京事務所を開設します。事務所は、東京都渋谷区神宮前5丁目53-70 UNハウス(国連大学ビル)内に置かれます。

 トラヤ・アーメド・オベイドUNFPA事務局長は、「UNFPAのトップドナーのひとつで、人口分野の国際的リーダーである日本に事務所を開設できることはUNFPAにとって喜ばしいことである。我々は、東京事務所が日本政府および日本の人々とUNFPAとのパートナーシップの更なる強化に寄与することを期待している。また、見識高い池上清子氏を所長として迎えることができて光栄である」と述べました。初代事務所長には池上清子氏が就任します。オベイド事務局長は10月1日に国連大学で予定されている東京事務所開所記念イベントに出席を予定しています。

 東京事務所の主要な役割は、UNFPAの任務とUNFPAが取り組んでいる諸問題について日本の人々の関心を高めることであり、それによって、政策決定者、報道関係者や国民一般からの支援の増大を図ることです。この目的のため、同事務所は、外務省および関連省庁と密接な連携を図ります。また、UNFPAと協力しながら開発途上国でのリプロダクティブ・ヘルスプロジェクトやアドボカシー(政策提言)活動を行なっている家族計画国際協力財団(ジョイセフ)や、日本とアジアの国会議員と共に活動し、アジア地域の人口調査等を実施するアジア人口・開発協会(APDA)などの非政府組織(NGO)とも連携を維持していきます。またUNFPAと日本の国会議員、特に国際人口問題議員懇談会(JPFP)とのパートナーシップ強化に努力します。更に、同事務所は日本及び国際的な報道機関に対し、UNFPAを代表することになります。

 池上氏は人口分野における日本の専門家としてよく知られており、1983年よりジョイセフに勤務しています。現在、ジョイセフ企画開発事業部長として、国内外において人口とリプロダクティブ・ヘルスのアドボカシー活動を担当しています。また、同氏は、国際家族計画連盟(IPPF)のロンドン本部にて資金調達担当官として2年間勤務した経験をもち、ジョイセフではUNFPAと協力しながらアジア、ラテンアメリカ、アフリカにおけるリプロダクティブ・ヘルスのプログラム実施にも携わりました。ジョイセフ入団前には、ニューヨーク国連本部や国連難民高等弁務官事務所東京事務所での勤務経験をもちます。最近の池上氏は、外務大臣の下に設置された第2次ODA改革懇談会の委員でもありました。また、内閣官房長官の下に設置されたアフガニスタンの女性支援に関する懇談会の委員でもあります。

 UNFPAは世界142カ国でプログラムを実施している、人口分野では世界最大の国際機関です。1969年の設立以来、リプロダクティブ・ヘルスの向上と持続可能な開発を支援するために開発途上国へ約56億ドルを拠出してきました。

連絡先: UNFPA本部 スターリング スクラッグス (Mr. Stirling Scruggs)
電話 +1(212) 297-5011/+1 (917) 400-4103

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