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アナン事務総長、ジョン・ラギー氏(米国)を
人権、多国籍企業およびその他の企業活動に関する特別代表に任命

プレスリリース 05/070-J 2005年08月15日

コフィー・アナン事務総長は2005年7月28日、ジョン・ラギー氏(米国)を人権、多国籍企業、およびその他の企業活動に関する特別代表に任命しました。この任務の設置は、国連人権委員会の決議2005/69による要請に基づき、2005年7月25日に経済社会理事会で承認されたものです。

任務の内容は、人権に関連した企業の説明責任の基準を確認し明らかにすることです。人権委員会が検討すべき意見と提言をまとめた中間報告を2006年の第62回会議までに、また最終報告を2007年に提出することになっています。

ラギー氏は1997年から2001年まで、戦略計画に関する事務次長補および上級顧問を務めました。さまざまな職務の中でも、同氏は国連グローバル・コンパクト設立における中心的役割を果たし、また2000年のミレニアム・サミットでは、ミレニアム開発目標(MDGs)の提案と採択に向けた事務総長の努力を成功に導きました。

ラギー氏は、今後もハーバード大学ケネディ行政大学院の国際関係論カークパトリック教授および経営行政センター所長の職に留まります。特別代表への任命に伴い、任務を十分に果たすため、ラギー氏は現在の国連グローバル・コンパクトに関する事務総長特別顧問を辞することになります。

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SG/A/934