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2015年は「光および光技術の国際年」 ~地球社会の未来を築く“光技術”を見つめよう~

2015年06月09日

光および光技術の国際年

(International Year of Light and Light-based Technologies)

光科学および光技術の応用は、私たちの暮らしを様々な形で支えてくれています。医療、エネルギー、情報とコミュニケーション、光ファイバー、農業、鉱業、天文学、建築学、考古学…。このほか芸術や文化に関する分野も含め、様々な産業やサービスを発展させる上で不可欠な役割を果たしています。

地球社会の未来においても、光と光技術の重要性はますます高まっていくと言えるでしょう。光技術の応用によって持続可能な開発が進み、エネルギー、教育、農業、医療分野におけるグローバルな課題を解決することが期待されています。

2015年はイブン・アル・ハイサムの光学研究から1000 年、アインシュタインの一般相対性理論から100年、カオの光ファイバーの提唱から50年の節目の年に当たります。まさに、1000年前の研究が今日のインターネット技術に結びついているのです。こうしたことから、国連は今年を「光および光技術の国際年」と定め、人々の認識を高める一年にしようと呼び掛けています。

パリに本部を置く国連教育科学文化機関(UNESCO)は1月19、20日の二日間にわたり、国際年のグランド・オープニング・セレモニーを催しました。潘基文(パン・ギムン)事務総長はメッセージを寄せ、「国際年をきっかけに科学分野での協力が促進し、特に開発途上国において基礎科学の教育が普及し、若い優秀な科学者が育つことを願っています」と述べました。

―光および光技術の国際年 オフィシャルサイト(英語)

http://www.light2015.org/Home.html

グランド・オープニング・セレモニーに寄せる事務総長メッセージ

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