国際平和デー(9月21日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ
プレスリリース 26-043-J 2026年09月18日

「国際平和デー」を迎えるにあたり、私たちは平和というかけがえのない資産が危険なまでに不足している世界に直面しています。
暴力や分断により、コミュニティーは揺さぶられています。
紛争は規模と複雑さを増し、国境を越えて広がり、甚大な苦しみをもたらしています。
対話は行き詰まり、解決策は見いだせず、世界的連帯も影を潜めています。
しかし世界中で、人々は私たちが無力ではないことを示しています。
ボランティア、活動家、市民社会のリーダー、平和維持要員、そして和平の調停者たちは、分断を乗り越え、コミュニティーを結束させ、対話を推進しています。
一つひとつの行動で、彼らは草の根から平和を築いています。
今年のテーマ「平和への投資:すべての人のために、どこででも、毎日」が示すように、平和の擁護者たちは、平和の実現は受け身で自動的に達成されるものではないと、私たちに教えてくれています。
平和とは、より良い未来に投資するという、積極的かつ意志ある選択なのです。
平和が根付くことのできる、包摂的なコミュニティーを築くこと。
持続可能な開発―人々の健康や教育、栄養、社会的保護に投資すること。
分断を乗り越え、誰もが声を届けられるようにすること。
誰のものでもある人権と尊厳を守ること。
そして外交、対話、交渉、平和維持活動といった、実績ある平和のための手段を強化すること。
今年の「国際平和デー」にあたり、地域や学校、コミュニティーで平和のために行動する人々の勇気から、私たち一人ひとりが力をもらおうではありませんか。
そして世界の指導者たちに、すべての人が平和に暮らす未来への投資を呼びかけようではありませんか。
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