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国際青少年デー(8月12日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース pr22-044-J 2022年08月17日

©UN Women/Amanda Voisard

 

きょう、私たちは国際青少年デーと、世代を超えたパートナーシップの力を祝します。

今年のテーマである「世代間の連帯 - すべての世代のための世界の創造」は、すべての人々にとってより良い世界を築くためには、老いも若きもあらゆる年齢層の人々が力を合わせる必要がある、という根本的な真理を思い起こさせてくれます。

エイジズム(年齢による差別)や偏見、差別がこの必要不可欠な協働を妨げることが、あまりにも多く見られます。若者が自身の人生に関する決定から締め出されたり、高齢者が耳を傾けてもらう機会を拒否されたりすれば、私たち全員が損害を被るのです。

私たちが共有する未来を脅かす一連の課題に世界が直面する中、連帯と協力は、これまでになく必要不可欠なものとなっています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から気候変動、紛争、貧困、不平等、差別に至るまで、私たちは、全員の力で持続可能な開発目標(SDGs)を達成し、全員が求める、より良い、より平和な未来を築く必要があります。

私たちは、来月開催される「教育変革サミット(Transforming Education Summit)」での取り組みも含めて、教育とスキル構築に大規模な投資を行い、若者たちを支援する必要があります。

また、ジェンダー平等と、若者たちが市民生活や政治活動に参加する機会の拡大を支援する必要もあります。

若者の声に耳を傾けるだけでは不十分です。地方、国、国際レベルの意思決定メカニズムに、若者たちを組み入れる必要があるのです。

このことが、国連ユース・オフィスを新設する提案の中核にあります。

そして私たちは、高齢世代が社会的保護にアクセスでき、長きにわたって培われた生きた経験をコミュニティーに還元し、共有する機会を得られるようにしなければなりません。

この重要な日にあたり、障壁を打ち破るために世代を超えて手を携え、すべての人々にとって、より公平・公正で、より包摂的な世界を実現すべく、一丸となって取り組もうではありませんか。

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原文(English)はこちらをご覧ください。