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開発と平和のためのスポーツの国際デー(4月6日)に寄せる アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 21-019-J 2021年04月06日

スポーツは人類にとって重要な営みの一つです。チームワークの模範であり、個人の卓越性を高めるプラットフォームであり、社会全体の経済成長の原動力でもあります。国連は長きにわたって、幅広い手法で、様々なアスリートやスポーツ連盟・協会とともに、スポーツが持つ偉大な力を通じて友好と共生の架け橋を築き、健康的なライフスタイルを促進し、持続可能で包摂的な開発と2030アジェンダの達成に向けた活動を進めてきました。

スポーツに携わる人々には、次のような義務もあります。環境フットプリントの低減、国際労働基準の遵守、あらゆる種類の差別や偏見と闘うこと、腐敗を排除すること、そして、FIFAワールドカップやオリンピック・パラリンピックのように世界が一つになれる地球規模のイベントを確実に正の遺産として残していくことです。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)は、スポーツ界に新たな課題を突きつけました。スポーツ界で働く人々、ファン、アスリートたちは、スポーツイベントの中止や収益減、そして夢の先延ばしによる痛みを感じています。それでも、多くの競技やリーグにおいては、この危機にも関わらず、コミュニティーのための機会や喜びを生む新たな方法が見い出されています。

ワクチンによって希望が広がり、観客が競技場に戻りつつある中、スポーツ界は安全で持続可能な復興に向けて、極めて重要な貢献を果たしていくでしょう。気候変動対策を進め、平和と人権、そして持続可能な開発を促進するため、国連は、スポーツに携わる世界中の関係者や団体と引き続き協力していくことを楽しみにしています。すべての人がパンデミックからの安全を確保できたその時、再びプレーし、歓声を上げようではありませんか。

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