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世界難民の日(6月20日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長ビデオ・メッセージ

プレスリリース 20-042-J 2020年06月19日

©UNHCR

全世界でほぼ8,000万人の女性と子ども、そして男性が家を追われ、難民や国内避難民となっています。さらに衝撃的なのは、このうち1,000万人が、この1年間で避難を強いられたという事実です。

私たちは「世界難民の日」にあたり、こうした恐ろしい数の原因となっている紛争や迫害に終止符を打つため、全力を尽くすことを誓います。

また、私たちはきょう、自らも経済上、安全上の懸念を抱えていることが多い受け入れコミュニティーや受け入れ国の寛大さと人間性を称えます。私たちはこうした国々に感謝するだけでなく、支援と投資も行う必要があります。

私たちは全員、国際難民保護体制のしっかりとした立て直しと、グローバル難民フォーラムで行われた誓約の履行に努め、難民や受け入れコミュニティーが必要とする支援を受けられるようにしなければなりません。

今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行(パンデミック)が、最も脆弱な立場に置かれている難民と避難民に、さらに大きな脅威を与えています。最近、私が発表した「COVID-19と移動する人々に関する政策概要」は各国政府に対し、移動する人々をすべての対策と復興への取り組みに含めるよう呼びかけています。

難民と避難民は、COVID-19の対策の最前線で状況を改善しようと務めている人々の中でも、卓越した存在です。

バングラデシュのキャンプからヨーロッパの病院に至るまで、難民は看護師、医師、科学者、教員、その他の必須の役割を担い、自分たちの身を守るとともに、受け入れコミュニティーへの恩返しもしています。

私たちは「世界難民の日」にあたり、自らの生活の再建と、周囲の人々の生活再建のための、難民の優れた資質と決意に感謝します。

きょうも、そしていつの日も、私たちは難民と団結、また連帯し、戦争や迫害を逃れてきた人々を庇護する基本的な責任を認識しています。

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