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国際平和デー(9月21日)に寄せる 潘基文(パン・ギムン)事務総長メッセージ

プレスリリース 10-063-J 2010年09月16日

私たちはきょう、停戦と非暴力を訴える年一度の「国際平和デー」を迎えました。平和はかけがえのないものです。これを育成し、維持し、守ってゆかねばなりません。

私はこうした理由から毎年、この「国際平和デー」にあたり、国連本部にある平和の鐘を鳴らしています。私が日々、平和の実現に向けて活動している理由もそこにあります。私は敵対する人々の間の調停に努めています。また、脅威について警告しています。こうした脅威の中には、はっきりと目に見えるものも、地平線の彼方に潜んでいるものもあります。そして私は、寛容、正義、人権を推進し、国の間、民族の間の調和に向けた働きかけも行っています。

今年の平和デーの主役は若者です。「国際ユース年」が最近始まりましたが、同国際年のテーマである対話と相互理解は、まさに平和の本質を表しています。

現代の若者は、グローバルな多様性に慣れ、相互のつながりを深める世界に安心を感じています。しかしその一方で、過激主義の影響を受けやすい立場にもあります。ですから私は、すべての政府とパートナーに呼びかけます。もっと若者のために力を尽くそうではありませんか。そして、若者のために平和と寛容の世界を実現しようではありませんか。

私は、すべての若者にも参加を呼びかけます。平和を実現するための活動に手を貸してください。若者の皆さんは我慢が苦手です。皆さんの目には、私たち年長者が何年もの間、存続を許してきた貧困や飢餓、不正や悪事の放置、環境破壊などの問題が見えています。

ミレニアム開発目標(MDGs)の達成期限を5年後に控えた今、私は年齢を問わず、すべての人々に対し、これらグローバルな問題のグローバルな解決策をともに見つけていくようお願いします。皆さんの計画やアイデアを共有し、創造的、情熱的な活動を繰り広げてください。すべての人々にとっての平和と繁栄を求める闘いに、ぜひとも力を貸してください。